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ハート Heart 『Brigade』 『Secret』 シアトル出身の美人姉妹アン&ナンシー・ウィルソンを中心に結成されたロックバンド、ハートの代表曲のひとつ。ハートは1970年代後半から1980年代に、「女性バンド」の枠を遥かに越えたハードロックで数々のヒットを放ち、一世を風靡し現在も続くバンドだ。アルバム『Brigade』は絶頂期に作られた完成度の高い作品で、『シークレット』も今なおファンの人気の高いバラードだ。現在ポール・ロジャースバンドのギタリスト、ハワード・リースのギターも聴きどころ。プロモビデオは歌詞の内容とは全く無関係に来日公演時のプライベート映像などで構成されていて、当サイトおなじみの「西洋人が見たヘンテコ日本」が展開している。 Heart - Secret 下記は余談だが、オバマ大統領が2012年「レッド・ツェッペリンを讃える会」を開催した時、『天国への階段』を演奏したアン&ナンシー姉妹の映像。アンはマツコデラックスみたいになってしまったがナンシーは今も凄い美人!因みにナンシーは『あの頃ペニー・レインと』の監督と結婚していたことがある。↓↓ Ann & Nancy Wilson (Heart) - Stairway To Heaven - Kennedy Center Honors Led Zeppelin ボーナムのトレードマークの山高帽をかぶった息子ジェイソンのドラムにロバート・プラントが泣いている!! | |||||||||||||
モトリー・クルー Motley Crue 『ニュー・タトゥー New Tattoo』 『ヘル・オン・ハイヒールズ Hell on High Heels』 「セックス、ドラッグ&ロックンロール」を地で行き1980年代からHR/HM界に君臨するメガバンド、モトリー・クルーの2000年のアルバム。ドラムのトミー・リーが一時脱退した直後で彼が参加していないせいか、モトリーの中でもちょっと違うイメージの出来になっている。 1曲めの『ヘル・オン・ハイヒールズ』には「かわいい芸者スキがサムライたちを翻弄する」という歌詞がある。 なお、ギターのミック・マーズが難病のため引退予定で、モトリーはついに解散を表明。2014年から「さよなら世界ツアー」を敢行、2015年の日本公演が最後になるらしい。 Motley Crue - Hell On High Heels | |||||||||||||
マルーン5 Maroon5 『ソングス・アバウト・ジェーン』 『サンデイ・モーニング』 デビューアルバム『ソングス・アバウト・ジェーン Songs about Jane』が世界中で1000万枚を超え、2005年のグラミーで最優秀新人賞を受賞、2006年にはライブアルバム『『ライヴ! Live - Friday The 13th』が続いてグラミー賞ベスト・パフォーマンス・グループ賞を受賞。世界中で最も注目を浴びるバンドのひとつ。 マルーン5のPV。日本人らしきおじさんのカラオケから始まる!トヨタヴィッツのCMでもおなじみの曲ですね。現在は2曲目『ウォント・ゴー・ホーム・ウィズアウト・ユー』。 Maroon 5 - Sunday Morning | |||||||||||||
アヴリル・ラヴィーン Avril Lavigne 『ベスト・ダム・シング - The Best Damn Thing』 『ホット Hot』 現在最も世界で売れているカナダ出身のアイドル系ロックミュージシャン。日本でも洋楽ヒットチャート1位を次々と記録し爆発的な人気を得ている。『Hot』は日本語バージョンがあり、「いい感じ!」などと歌っている。また、この3枚目のアルバム『ベスト・ダム・シング』の中で最大のヒットとなった『Girlfriend』も7ヶ国語でコーラス部が翻訳されて発売されていて、スペイン語、ポルトガル語、北京語、イタリア語、ドイツ語、フランス語とともに日本語にも訳されていて「Hey hey atashi ga natteageru」などと歌っている! Avril Lavigne - Hot Japanese Version Music Video 公式サイト | |||||||||||||
スコット・マーフィー (ex-ALLiSTER) 『Guilty Pleasures II』 『ドラえもんのうた』 シカゴで結成されたバンドだが、2001年に来日した際、フロントマンのScott Murphy(ボーカル、ベース)が日本の虜になり、独学で日本語を習得!日本独自の企画アルバム『Guilty Pleasures』2006では、スコットが「現在最もエキサイティングな音楽」と語るJ-POP数曲(森山直太朗やSPITZのヒット曲)のほかJR総武線の発車メロディーまでカバーしていた。アリスターは解散したが、スコットは引き続き2008年『Guilty Pleasures II』を発表。平原綾香『Jupiter』、浜崎あゆみ『Voyage』、長渕剛『乾杯』、CHARAの『Swallowtail Butterfly あいのうた』や『涙そうそう』を収録。圧巻は一曲目の『ドラえもんのうた』。2007年に行われた幕張メッセで演奏された時は3万人の観客が「ハイ、タケコプター!」と合いの手を入れた!↓ Allister Doraemon 公式サイト 2012年、「日本通」のWeezerのリヴァース・クオモと新ユニット“スコット&リバース”を結成。これは最強のコンビです!詳しくは→『日本語で歌われた曲』特集スコット&リバースへ。 | |||||||||||||
ミュンヘン・ソーセージ・オールスターズ MUNCHEN SAUSAGE ALL STARS 『ジャパンク・ロック』 『千の風になって』 ドイツ在住の、日本の歌を歌う為の期間限定の親日家6人組ユニットらしいが詳細は謎。「カタコト日本語」で日本の名曲をパンクでカバー。『森の熊さん』、『泳げ、たいやきくん』、『山口さんちのツトムくん』、『ずいずいずっころばし』、『ウルトラセブン』など童謡の他、あの『千の風になって』まで演奏している。 ミュンヘン・ソーセージ・オールスターズ - 千の風になって | |||||||||||||
デルタ・グッドレム Delta Goodrem オーストラリアが生んだ、今最も売れている歌姫であり女優としても活躍しているスター。2006年に松下奈緒の主演映画『アジアンタムブルー』の主題歌『FLAWED〜埋まらないパズル』をデルタが担当し、テレビで松下奈緒のピアノ伴奏で歌った。2008年にはNY在住の女性シンガーJUJU(ジュジュとコラボした『ライブ・トゥギャザー〜トーキョー・ガールズ・アンセム』を発表した。 Delta Goodrem & JuJu - Live! Together | デルタ+1 Deluxe Edition(DVD付) | ||||||||||||
クレモンティーヌ Clementine パリ出身のジャズ、ボサノバを得意とする癒し系シンガー。1992年、井出靖のプロデュースのもと、ゴンチチ、田島貴男、小沢健二らが作編曲したアルバム第1弾『アン・プリヴェ〜東京の休暇』が日本で大好評を博し、さらに1996年11月、小西康陽、ケン・イシイらのリミックスを含む初のベスト盤 『ア・スィーブル〜THE VERY BEST OF CLEMENTINE』、1999年8月には、葉加瀬太郎のアルバム『DUETS』にバーシアらと並んでゲスト・ヴォーカルとして参加。葉加瀬太郎のライブツアーでもステージに立っている。2003年、中島みゆきの『悪女』のカバーやゴンチチと共演した『Une Fille Comme Ci』を収録したアルバム『CLE』を発表している。また、日本のアニメの主題曲をカバーした『アニメンティーヌ~Bossa Du Anime~ 』(続編も有)、日本のバラエティ番組で使われた主題曲などのカバー集『バラエンティーヌ』も発表。もちろんこれらは日本発売のみ。とても心地よい歌声なのでジョディ・フォスターが出演したカフェラテなど日本のCMにもよく使われている。 フランシス・レイの名曲もカバー↓いいっすね! クレモンティーヌ 男と女 | |||||||||||||
ハドーケン! Hadouken! 世界的な格闘対戦ゲームのヒット作『ストリート・ファイター』のキャラクター、リュウとケンの必殺技“波動拳”からバンド名を取ったイギリス・リーズ出身のパンク系バンド。2007年サマーソニックに出演し、日本での人気に火がついた。 Hadouken! - That Boy That Girl promo video | |||||||||||||
コールドプレイ COLDPLAY Lovers In Japan(Osaka Sun Mix) 掲示板にむむさんより投稿がありました。 PVではないですが、先日発売されたイギリスのバンドColdplay(コールドプレイ)の『美しき生命』というアルバムの中に『Lovers In Japan』という曲があります。日本について書かれた曲のようですね。 ありがとうございました!今最も売れているバンドと言ってもよいでしょう。英米でチャート1位、日本でも3位まで上った傑作アルバムの中の収録曲で、特に日本を歌っているわけではなく、「美しい日の出」をイメージしたものらしい。PVには日本の街のネオンが一瞬映し出される。 Coldplay - Lovers In Japan | |||||||||||||
ポール・ジャクソン Paul Jackson 米カリフォルニア出身の黒人ベーシスト。ハービー・ハンコックのフュージョン系アルバムの代表作『ヘッドハンターズ』のベースで一躍世界で注目を浴び、以後ハンコック・バンドのベーシストとして約10年間活躍した。他に参加したライブやアルバムはサンタナ、マイルス・デイビス、スティービー・ワンダーなどビッグネームが並ぶ。映画『狼よさらば』『ダーティ・ハリー』などのサントラにも参加。1985年に日本人女性と結婚し兵庫県芦屋に定住(後に離婚)。日本に活動の場を移した。ツトム・ヤマシタ、渡辺貞夫、笠井紀美子らのサポートや、チャーのアルバムやデビュー20周年コンサートなどでも活躍、ジャズ、フュージョン、ロックの分野はもちろん、テレビCMや映画音楽などでも作曲・アレンジを担当。スーパーテクニックを駆使し欠かせぬ存在となっている。1998年にはヘッドハンターズの再結成にも参加。また、バークレーをはじめとする日米の音楽学校の講師として後進の育成に努め、とりわけ日本では「ジャズ・フォー・キッズ」と称して日本全国のおよそ80の小学校を訪問し、ジャズの紹介と音楽を通じた教育を提供している。 公式サイトはこちら Herbie Hancock - Headhunters - Chameleon (1998) | |||||||||||||
イン・エクセス INXS 『The Swing』 Original Sin 80年代の世界のロックシーンを席巻したオーストラリアのバンド。1984年初頭に当時の超売れっ子プロデューサー・ナイル・ロジャースのプロデュースで作られたこのシングル曲はオーストラリアで1位になり、世界進出の足がかりとなった。PVは日本で撮影され、暴走族バイク、何とか水産と書かれたデコトラ、祭りの屋台、そこで売られているお面などが登場する。バックコーラスにはホール&オーツのダリル・ホールが参加している。イン・エクセスは90年代になると急速に廃れてしまった。その後もメンバーを少しずつ変えながら存在していたが、1997年にボーカルのマイケル・八ッチェンズが自殺。しかし2010年にはその名も『Original Sin』というニューアルバムが作られ、この曲にはロブ・トーマスが参加するなど久々に話題を呼んだ。 ↓このPVも当時何回も観ていたのにすっかり忘れていた。歌詞の内容とは全く関係無い映像。それにしても見事に「80年代のサウンド」ですね。 INXS - Original Sin (Videoclip) | |||||||||||||
サラ・ブライトマン Sarah Brightman イギリス出身のソプラノ歌手で、ミュージカル女優。基本はクラシック系の歌唱法だが、変幻自在の歌声でポップスもこなし、オリンピックの開会式、閉会式などで歌い、「世界の歌姫」として君臨する。作曲家アンドリュー・ロイド・ウェーバーの妻だったこともあり、彼の代表作である『キャッツ』『オペラ座の怪人』に出演、今の地位を築いた。1991年末の紅白歌合戦に出場し、『オペラ座の怪人』の中のナンバー『ミュージック・オブ・ザ・ナイト』を歌って日本のお茶の間にも知られるようになった(この時の白組側は少年隊)。なお、この年の紅白はザ・ベンチャーズ、アンディ・ウィリアムス、ライマ・バイクレら外人ミュージシャンが何組も出場している。 サッカー関連のテーマ曲的存在である『クエスチョン・オブ・オナー』やボッチェリと協演した『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』、テレ朝『ニュースステーション』のオープニングテーマだった『サラバンド』など日本でもお馴染みなヒット曲は多数だが、紅白以来の親日家としても知られ、フジテレビ製作の映画『アマルフィ 女神の報酬』には本人役で出演し、またNHKのスペシャルドラマ『坂の上の雲』の主題歌『Stand Alone』(久石譲作曲)を歌っている。 2013年のアルバム『Dreamchaser』の日本盤にはボーナス・トラックとして『風のとおり道』(『となりのトトロ』の挿入歌。宮崎駿作詞、久石讓作曲)が収録されている。 | |||||||||||||
その他 YOUTUBEで偶然見つけたアーティストたち JENNY hyunというLA出身の韓国人アーティストのようです。 JENNY Performing "Geisha Girl" (2003) こちらはどうやら往年のカントリー歌手のようです。 Hank Lockin - Geisha Girl | |||||||||||||
クロード・チアリ Claude Ciari 日本名は智有蔵上人 1944年生 フランス・ニース出身のギタリスト。16歳の時パリでロックバンド「レ・シャンピオンズ」を結成しヨーロッパで大人気となる。当時の前座はビートルズだったというからびっくりだ。ソロになってからは1964年にギターインスト曲『夜霧のしのび逢い』が世界的にヒットし、「哀愁のギタリスト」として知られるようになった。1967年に初来日し、その後日本女性と結婚、1985年に日本に帰化した。現在は本業のほか、バラエティ番組のゲストコメンテーターなどに出演する。吉本興業所属。参議院議員に立候補したこともある。 クラシックギタリストの印象が強いのだが、ロックやってたんですね! ↓1962年当時では相当な腕です。ギブソンのセミアコ335を弾いています! Les Champions - Dynamite (1962) 公式サイト | |||||||||||||
ワンダ・ジャクソン 『フジヤマ・ママ』 50年代に活躍した、アメリカのカントリー&ロカビリーの女性歌手。雪村いずみ、弘田三枝子、沢たまきらがカバーしていた。人気絶頂期には日本で日本語の歌を発売していた。 まだ現役!↓ Wanda Jackson 'Fujiyama Mama' | |||||||||||||
アーサ・キット Eartha Kitt 『Sho-Jo-Ji (The Hungry Raccoon) 』 こんな肝心な歌を忘れてました!。誰でも一度は聞いたことのある曲ですね。エコーをたっぷり聞かせて「異国情緒たっぷりな異色の洋楽」です。歌っているアーサ・キットは50年代から活躍する、アメリカの黒人歌手・女優。一時はグラミー賞、トニー賞、エミー賞の常連だった。テレビシリーズ『バットマン』ではキャットウーマンを演じていた。そんな大物の彼女がなぜ狸囃子を歌ったのか謎だが、最初はちゃんと「しょっしょっしょじょじ〜」と歌っている。後は全部英語。「腹ペコ狸」の歌になっている。もちろん原曲は中山晋平作曲、野口雨情作詞の『證誠寺の狸囃子』。 | |||||||||||||
ノエル・ポール・スターキー 『SONG FOR MEGUMI』 ピーター・ポール&マリー(PP&M)のメンバー、ノエル・ポール・スターキーが、ドキュメンタリー映画『めぐみ−引き裂かれた家族の30年 』を見て立ち上がり、横田めぐみさんに捧げる歌を作った。日本語で「風の中にあなたの声が聞こえます」の一節があり、両親を感激させた。来日した際は首相官邸において安部総理の前でも熱唱した。なお、南こうせつら日本のミュージシャンと連携した拉致被害者支援コンサートにも出演。 公式サイトはこちらへ。 Paul Stookey on TV - "Song for MEGUMI" PPM | |||||||||||||
ボブ・ディラン 『TIGHT CONNECTION TO MY HEART(HAS ANYBODY SEEN MY LOVE)』 1985 ポール・シュレーダー監督で、1985年4月下旬に東京の赤坂、六本木などでビデオクリップが撮影された。倍賞美津子、佐野元春、沢田研二が出演している。 | エンパイア・バーレスク | ||||||||||||
エンニオ・モリコーネ 2004年NHKの大河ドラマ『武蔵』の音楽を担当していた。僕は日本のドラマはほとんど見ないのでだいぶ後になって知りました(反省)。もちろん『夕陽のガンマン』、『荒野の用心棒』、『ニューシネマ・パラダイス』の大巨匠!池田満寿夫監督の『エーゲ海に捧ぐ』も手がけている。『エンニオ・モリコーネ―ARTISAN de la MUSIQUE』は日本のアーティストたちによるモリコーネ絶賛評。 | |||||||||||||
モーリス・ジャール 『黒澤に捧ぐ』 『アラビアのロレンス』『ドクトルジバゴ』などでオスカーも数度受賞しているフランスの映画音楽の大御所が黒澤明に敬意を表して作曲した。1972年に来日したとき黒澤と会談し、そのテープを直接黒澤に手渡している。日本がらみでは『グランプリ』、『レッドサン』、『将軍』、日本映画では『首都消失』『落陽』なども手がけた。 | モーリス・ジャール作品集 『黒澤に捧ぐ』は公表されていない? |
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デイブ・ブルーベック Dave Brubeck Koto Song 4分の5拍子で有名な『テイクファイヴ』(アルバム『タイム・アウト』Time Out、1959年)で知られるジャズピアニスト。ポール・デスモンド(アルトサックス)とのコンビでいくつもの名曲を発表した。 Dave Brubeck - Koto Song - 1966 | |||||||||||||
マイルス・デイビス 『TUTU』 1986 石岡瑛子がジャケットデザインを担当し、グラミー賞最優秀アルバムパッケージデザイン賞を受賞した。『タモリ倶楽部』でこのジャケットをお面がわりにして遊ぶ大爆笑もののギャグがあった。バチあたりである。ベース はマーカス・ミラー。 | |||||||||||||
RONIN Stoa スイス出身のピアニスト、ニック・ベールチ率いるジャズ系のインスト・バンド。2001年に結成された。ニック・ベールチはチューリッヒ市の援助を受けて日本に滞在したことがあり、親日家として知られる。Ronin の音楽を自ら「禅ファンク」と表現し、全ての作品の裏ジャケに北斎のサムライのモチーフを載せている。 公式サイトはこちら Nik Bartsch's Ronin Live at Jazzfestival Berlin 06 (1/3) | |||||||||||||
ウィリアム・S・ギルバート&アーサー・サリバン
『ミカド』 1885年、イギリスで生まれたオペレッタ(軽歌劇)。ミカドの息子はナンキプー、他にヤムヤムなどどう考えても日本人じゃない名前の登場人物が闊歩する。舞台は「チチブ」なのでよく埼玉県秩父市で記念公演が行われる。映画『ファール・プレイ』で映画中劇として使われていたのが印象的。伊川東吾が出演した『トプシー・ターヴィー』(マイク・リー監督:日本未公開)というギルバートとサリバンの伝記映画がある。研究本には『喜歌劇ミカド―十九世紀英国人がみた日本』がある。因みにチャップリンの母ハナはロンドンのギルバート&サリバンのオペラをメインに演ずる劇団の花形スターだった。 | ミカド*喜歌劇 | ||||||||||||
クシシュトフ・ペンデレツキ 『広島の犠牲者に捧げる哀歌』1959 ポーランドの現代音楽の巨匠。指揮者としても知られる。トーンクラスター(無秩序な音群の響き。はっきりいってデタラメな音の流れっぱなしに聞こえるが、演奏する方は高度な技術を要する)と呼ばれる
技法を用い、現代音楽に非常に大きな影響を与えた。この作品はその無秩序な音の羅列で「広島の悲劇」を表現したもので、彼の出世作である。 | |||||||||||||
プッチーニ 『蝶々夫人(マダム・バタフライ)』 言わずとしれた日本を舞台にしたオペラ。長崎を舞台に、没落藩士令嬢の蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛の悲劇を描く。原作はアメリカの弁護士ジョン・ルーサー・ロングの短編小説(ロングの姉が長崎に滞在していた)で、デビッド・ベラスコが戯曲にまとめ、舞台『蝶々夫人』として演じられていた。ロンドンを訪れたプッチーニがこの芝居を見て感動してオペラ化を決め、日本に関する資料をあちこちからかき集め、当時パリ万博に来ていたマダム貞奴(川上貞奴)にも会ったといわれている。1904年2月17日、ミラノ・スカラ座で初演。アリア『ある晴れた日』と、これを得意とした日本人歌手三浦環が有名。背景としては、絵画や陶器などが大量にヨーロッパに渡り、ジャパネスク・ブームが広がる時代に作られた作品で、半ばマンネリ化していたオペラ・オペレッタは『カルメン』や『トゥーランドット』など新鮮な他国文化(旋律も)を取り入れ沈滞ぎみのオペラの古い伝統を打破していったのである。それはともかく、昔、桃屋の「イカの塩辛」のCM(三木のり平のアニメだぞ)でお蝶夫人に扮したのり平が「イ〜カないでお願いピンカートン♪」と歌ったのを思い出すなあ。古いなあ。 | フレーニ、ドミンゴ、カラヤンという豪華盤 |
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ドビュッシー 『交響詩 海』 葛飾北斎の『神奈川沖波裏』に触発されて作曲したといわれる。1905年に出版されたスコアの表紙はこの絵がドビュッシー本人の希望により採用されている。パリ万博でインドネシア音楽(ガムラン)を聴き、アジアの旋律にショックを受けたドビュッシーは以後アジア他地域の音楽を大胆に取り入れた作品で一躍名を上げる。日本の浮世絵からインスパイアされた作品を残した「印象派」の画家マネやセザンヌらとなぞらえて「印象派音楽」と称された。『交響詩 海』はその集大成と呼ばれる代表曲である。 DEBUSSY LA MER 参考書:『作曲家 人と作品 ドビュッシー (作曲家・人と作品シリーズ)』 | |||||||||||||
サン=サーンス オペラ『ラ・プランセス・ジョーヌ』 (『黄色い王女』、La Princesse jaune) 作詞はルイ・ガレ。オランダ人の少女が芸術家の恋人が夢中になる浮世絵に嫉妬するという物語。 参考資料:『サン・サーンスとフォーレ―往復書簡集 1862‐1920』 | |||||||||||||
ホルスト 『日本組曲』 (Japanese Suite) 『惑星』で有名なイギリスの作曲家グスターヴ・ホルストが作曲したバレエ音楽。海外で活躍した舞踏家伊藤道郎の依頼を受けて『惑星』の作曲を中断して作られた。6楽章からなり、伊藤道郎が口ずさんだ日本の民謡などに題材を取った旋律が含まれている。1916年にロンドンで初演されている(伊藤道郎による舞踊公演)。 | |||||||||||||
YUNIOSHI その名もYUNIOSHIというバンドがありました!メンバーはRob Yunioshi, Lady Yunioshi。Suzuki & James Yunioshi Sanだそうです。ダットサンズとかラモーンズと同じで芸名を揃えているみたいです。英国ナッティンガムの地元バンドのようですね。公式サイト?は以下です。バンド名に違い日本とは無縁のようで、さわやかな?音楽ですね。皆で応援しましょう! http://www.myspace.com/yunioshi Sue's My beat (live) | |||||||||||||
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