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外国曲に描かれた日本とは!?パート6

日本または日本人にまつわる曲、人、レコードジャケットなどを集めました(パート6)。ただし順不同です。
最初にアーティスト名、『』は曲名。イタリック体(斜体)はアルバム名。


外国で活躍する日本人音楽家&関係者リストはこちら
外国人アーティストによる日本人アーティスト曲の外国語カバー集はこちら
 
The B-52's ビー・フィフティートゥーズ
『Cosmic Thing』
『Roam』

80年代に活躍したニューヨーク出身のニューウエーブバンド。ケイト・ピアソンとシンディ・ウィルソンの2人の女性ボーカルを前面に、50年代をモチーフにしたド派手なファッションと奇抜なサウンドで人気を博した。1989年、ナイル・ロジャースのプロデュースによる5枚目のアルバムに入っている『Roam』のPVは世界中を放浪するというコンセプトで作られていて、アジアやアフリカなどの珍しい映像が次々と現れ、合成されているが、よく見ると日本の能面や相撲取りの画像なども登場している。この曲は世界的なヒットになった。
 The B-52's - "Roam" (Official Music Video)

なお、ケイト・ピアソンは1999年に佐久間正英(四人囃子)とYUKI (JUDY AND MARY)、ミック・カーン(ジャパン)とともにNINAという音楽プロジェクトに参加している。
 NiNa -- Happy Tomorrow live -- Kate Pierson, Yuki
プリンス Prince
『3121』
『3121』

言わずとしれた70年代末から現在まで君臨する超大物ミュージシャン。ロックともソウルともファンクともジャズともいえない「プリンスの音楽世界」を構築し続け、一時はマイケル・ジャクソンのライバル的存在とされた。多くのミュージシャンとのコラボ・プロデュースも多数で(1989年には小比類巻かほるの曲を手がけた)、計り知れない影響を与えているひとり。2006年に発表したアルバムは全米チャート初登場1位を記録。表題曲の歌詞の一節に「take your pick from japanese robe and sandals」とある。因みにデビュー当時の彼のトレードマークといえるギターは日本のHSアンダーソン(モリダイラ楽器)製のテレキャスターコピーモデル、「マッドキャット」だった。
イギー・アゼリアfeat.リタ・オラ Iggy Azalea feat.Rita Ora
『The New Classic』
『Black Widow ブラックウィドウ』

オーストラリア出身の女性ラッパーでモデルのイギー・アゼリアとアルバニア系イギリス人シンガー、リタ・オラという売れっ子同士が組んだコラボ作品。2014年に全米トップ10入り(ビルボード最高位3位)を果たした大ヒット曲。曲作りにはこれまた超売れっ子女性アーティスト・ケイティ・ペリーが関わっている。どことなくアジアンなテイストを取り入れた曲のためか、PVは日本をモチーフにしたもので、(おお、ひさびさの日本物PV!)二人が「ブルース・リーが着るようなトラックスーツを着て、刀を持って敵と戦う!」って。あれ、これ即ち『キル・ビル』のパロディですね。ご丁寧にも『キル・ビル』でバドを演じたマイケル・マドセンが敵役で出演もしている!(ベテラン俳優のポール・ソルヴィノも出演。因みに彼の娘のミラ・ソルヴィノはタランティーノの元彼女だった)。というわけでフジヤマ?&桜、障子と畳の屋敷、謎の武術家いやニンジャ?とヘンテコ日本が満載。


 Iggy Azalea - Black Widow ft. Rita Ora
クリーン・バンディット  Clean Bandit

『New Eyes』
『ラザー・ビー Rather Be』

英ケンブリッジ大学の学生を中心に結成されたバンド。バイオリンやチェロといったクラシックの楽器とロック楽器をうまく組み合わせたサウンドでイギリスのチャートを駆け抜け、この『ラザー・ビー』は彼ら初の全英1位(連続4週)、そして全米でもチャート上位入りを果たしている。PVは英国在住の女優・安部春香(『47RONIN』にも出演している)を主役に日本を舞台に撮影され、焼き鳥屋、築地の魚河岸、新橋など東京の街角、山手線か電車などが登場する。タイトルでは『清潔な盗賊 ラーザ・ビ』と日本語で表記される。こういったPVの場合、音楽と日本とは無関係に作られる場合も多いのだが、この曲にはちゃんと歌詞に「京都」も登場する。日本が舞台なのはメンバーが以前東京に家族旅行をしたことがきっかけだそうだ。上の『Black Widow』と2014年秋のほぼ同時期に全米ヒットチャート入りを果たしていて、ヘンテコ日本大好きなユニオシとしては本当に夢のような季節だぞ。

 Clean Bandit(クリーン・バンディット) - Rather Be(ラザー・ビー) [日本語字幕付きVer.]
オーケー・ゴー OK Go

『ハングリー・ゴースト Hungry Ghosts』
『アイ・ウォント・レット・ユー・ダウン I Won't Let You Down』

シカゴ出身のバンド。メンバー自身が企画・演出を手がけ、毎回凝りに凝ったPV映像はもはやアートとして世界的に認められ、グラミー賞も受賞している。2014年秋に発表された『アイ・ウォント・レット・ユー・ダウン』は日本のホンダとのコラボで、ホンダが研究開発中のパーソナル・モビリティーUNI-CUBをメンバーがメインに使用し、千葉のロングウッドステーションで撮影された。原野守弘がクリエイティブディレクター、演出はPerfumeのPV作品で知られる関和亮。振付けは「日本の振付け師集団」として知られるエアーマンが当たり、数十人の女子学生とが共演している。冒頭は日本人女性スタッフの撮影前の確認(Perfumeがカメオ出演)で始まり、それからはUNI-CUBをうまく利用したダンス、屋内から屋外へそのまま飛び出していく。とにかくワンカットワンシーンの映像は、一体カメラマンはどこにいるの?他のスタッフは何してる?出演者たちに音楽が聞こえてるの?どうやって合成したの?最後は空撮???(マルチコプター・カメラで上空700mまで飛んだらしい)とまったく???の連続でアイデアとその美しさは「鳥肌もの」である。音楽も非常にPOPで素晴らしく、ツイッターでも大きな話題を呼んでいるが、これは必ずどこかで大きな賞を貰うのは間違いないだろう

巨大ピタゴラスイッチの『This Too Shall Pass』もすごかったけど。↓
 OK Go - I Won't Let You Down - Official Video

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オールディーズ特集:日本語で歌われた曲、日本人の企画で日本のみリリースされたものはこちら

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