日本のテレビCMに使用されている洋楽を紹介
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Web www.yunioshi.com
 
日本のCMに使われている洋楽(オリジナル曲を紹介)アーカイブス4
放送終了したものもありますけど。クラシックは除外しています。

サントリー
清涼飲料セブンアップ クリアドライ

ジミ・ヘンドリックス&エクスペリエンス

『紫のけむり Purple Haze』

錦戸亮が出演するCM。ロックギターの革命児・ジミヘンの代表曲としてよく映画などに採用されているが、あまりCMでは使われていなかったのでは?因みに映画『ウッドストック』では最終日の大トリを務めた彼らのこの曲で締めくくられる。ジミヘンがあまりに凄すぎてベースのノエル・レディング、ドラムのミッチ・ミッチェルのテクニックも抜群なのを僕らは忘れがちだね(もう全員鬼籍に入ってしまったが…)。それにしてもギターソロの部分の変てこなメロディはまったくコピーし難いったらありゃしない(ロジャー・メイヤーが発明したオクタヴィアというエフェクターを使用しているが)。


Jimy Hendrix - Purple Haze

↑映画『ウッドストック』では編集されてほんの一部しか観られないが、全てを撮影したフィルムが残っていてこれはその完璧版DVD!
サントリー
サントリー ウーロン茶 プレミアムクリア 『プレミアムクリア 雲梯』篇

フランス・ギャル

『夢見るシャンソン人形』

作詞・作曲はセルジュ・ゲンズブール。1965年のフレンチポップの代表曲。歌ったフランス・ギャルは「フランスの若い女の子」ではないゾ。France Gallだ。日本でも大人気となり、岩谷時子の訳詞で日本語で歌うバージョンもある。国内ではほぼ同時に弘田三枝子と中尾ミエがカバーしていた。当時はよくあることでこちら『日本を歌った外国人特集』もご参照に。

↓カタコトの日本語がかわいい。「にんぎょう」というのはフランス人には発音し難いのだろうか?
 France Gall - 夢見るシャンソン人形 (Japanese)
日立
ハイビジョンテレビ Wooo

ワム!

『ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ Wake Me Up Before You Go-Go』

佐藤浩市が出演するCM。下記キリンのフリーのCMに『フリーダム Freedom!』が採用されている英国のアイドルデュオだったワム!の1984年のヒット作で、底抜けに明るく元気が出る歌。英米のヒットチャートで1位になった。日本では『ラストクリスマス』と共に織田裕二がカバーしている。以前ホンダのロゴのCMでも使われていた。


Wham! - Wake Me Up Before You Go-Go
サントリー
缶コーヒー シルキーブラック

『星に願いを When You Wish upon a Star』

豪華出演陣で話題を呼んだCMの最新作。今回は松田聖子が歌うバージョン。ディズニーアニメ屈指の名作『ピノキオ』の挿入歌(映画の中ではコオロギ君が歌っている)で、アカデミー賞歌曲賞を獲得するなど、アメリカンポップスにおいても最も有名な楽曲のひとつだろう。作詞はネッド・ワシントン、作曲はリー・ハーライン。以来、サッチモやリンゴ・スター、ビリー・ジョエル、リンダ・ロンシュタットなど古今東西のミュージシャンが好んでカバーしている。だが、僕が一番思い出すのはキッスのジーン・シモンズ・バージョン。彼は全盛期1978年に発売したソロアルバムでこの歌を歌っている!まだ素顔を明かさない「地獄の〜」イメージのジーンだったので、僕はてっきりハードロックバージョンにアレンジしているものだとばかり思っていた。彼が真面目にこの歌を歌っているのを聴いて椅子からズッコケた。→→→→→→
ほぼ同時期にブリヂストン・ゴルフ用品のCMにも採用されている(オリビア・ニュートン・ジョンが歌うバージョン)。2014年には高級ふとん・エアウィーヴのCMにも使われた。


何と1940年(昭和15年。真珠湾攻撃の前年だよ!)の作↓

When You Wish Upon A Star- Original Soundtrack
サッポロ
プレミアムノンアルコールフリー
B.J.トーマス
『雨にぬれても Raindrops Keep Fallin' On My Head』

アメリカン・ニュー・シネマの代表作『明日に向って撃て!』の挿入歌で、カントリー系歌手のB.J.トーマスが歌った。作詞はハル・デビッド、作曲はバート・バカラックという黄金コンビ。1970年にはビルボードを4週間1位、アカデミー主題歌曲賞・オリジナルスコア賞を受賞、今なお多くのアーティストにカバーされ、いろいろな映画に使われている名曲である。2012年には三井ホームのCMに、2014年には日本ハム・シャウエッセンのCMにも採用されている。

映画の中では、ポール・ニューマンとレッドフォードとキャサリン・ロスが森の隠れ家で自転車に乗って戯れたりするシーンでBGMとして使われていた。僕はこのシーンが大好きです。


The Bicycle Scene from Butch Cassidy and the Sundance Kid
NTT東日本
フレッツ光ライト
J・ガイルズ・バンド
『堕ちた天使 Centerfold』

マリナーズ・イチローが出演するCM。J・ガイルズ・バンドの代表曲で1981年に全米で6週にも渡って1位になった。J・ガイルズ・バンドはそもそも渋いリズム&ブルース系のバンドだったが、この曲あたりからポップ路線に転向し成功を収めた。リードボーカルのピーター・ウルフがフロントマンとして活躍した(当時の大女優フェイ・ダナウェイと結婚して話題になったっけ)が彼はすぐ独立して抜けたため、バンドそのものの人気も急降下してしまった。最近また再結成したらしい。

女の子たちが下着姿で踊ったりするVPも話題だったね。↓


J. Geils Band: Centerfold!
コカコーラ
缶コーヒー ジョージアエメラルドブレンド「男ですいません。」篇
エルビス・プレスリー
『ア・リトル・レス・カンヴァセーション(おしゃべりはやめて)』

言わずと知れたキング・オブ・ロックンロール、プレスリーの死後25周年を記念して作られたリミックス・バージョン。2002年にオランダ出身のミュージシャン・プロデューサー、ジャンキーXLが手がけたリミックスバージョンで全世界で大ヒット。当時ナイキのCMにも採用されたもの。オリジナルはプレスリーが出演する映画『バギー万才 Live a Little, Love a Little 』(1968年)の中の挿入歌。


Elvis vs JXL - A Little Less Conversation
キリン
ノンアルコールビール・フリー 「クルム伊達」・「瑛太」篇
ワム!(Wham!)
『フリーダム Freedom!』

ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーの英イケメン二人組の、1985年にリリースされた代表曲のひとつ。全英では第1位を獲得し、全米ビルボードチャートでも3位を記録した。人気全盛期の彼らは日立マクセルのカセットテープのCM曲にも採用され何と出演もしている!映像はこちら↓


マクセルCM ワム
うわ〜何だかお笑いだなあ。ジョージがゲイだということはこの頃は秘密だったので女の子の人気がすごかったっけ。今は大麻事件で塀の中にいらっしゃるそうである。
2012年のロンドンオリンピックの閉会式に何と久しぶりにジョージ・マイケルが出演。8万人の前でこの『フリーダム』を熱唱しました。いつの間に出所されたのでしょう??「自由」の身になってよほどうれしかったのでしょうか?
NTT東日本
フレッツ光 光iフレーム
ザ・コーデッツ
『ロリポップ Lollipop』

元は1958年にデュオ歌手ロナルド・アンド・ルディが歌ったものだが、白人女性4人組ザ・コーデッツのカバーの方が有名。CMもこちらのバージョン。
2011春にはロッテ「うるアップコラーゲン」のCMの替え歌に、以前はキリンの発泡酒「スパークリングポップ」のCMにも使われている。下記オリジナル映像で口に指を入れて「ポン」と音を鳴らしているのは何と後の紅白出場歌手アンディ・ウィリアムスではありませんか!


The Chordettes - Lollipop
日清食品
カップヌードル 「この味は、世界にひとつ。フレディ・マーキュリー」篇
フレディ・マーキュリー
『君を愛するため僕は生まれた(ボーン・トゥ・ラヴ・ユー)I Was Born to Love You』

CM出演もクイーンのフレディ・マーキュリー。下記のボン・ジョヴィやジャミロクワイと同じくカップヌードルのCMシリーズで、オリジナルPVやコンサート映像を一部編集しCG合成・音声合成したもの。この名曲が「わしカップヌードル買うもん。他のじゃヤダも〜ん」などと改変されている。何とかならんかね〜?因みにこの曲はフレディが1985年に発表したソロアルバム『Mr.バッド・ガイ』に収録されたもので当時はノエビア化粧品のCMソングだった。フレディの死後残ったクイーンのメンバーの演奏をオーバーダビングしたバージョンはアルバム『Made in Heaven』に残されていて、こちらはアサヒスーパードライのCMなどに採用されている。


Freddie Mercury - I Was Born To Love You (Extended Version)
日清食品
カップヌードル 「この味は、世界にひとつ。ボン・ジョヴィ」篇
ボン・ジョヴィ
『禁じられた愛 You Give Love A Bad Name』

CM出演もボン・ジョヴィ。1995年のロンドンのウェンブリー・スタジアム・ライブの映像を使用している。歌は「夜食のカップヌードル、お母さんが忘れた」などに改変されている。しかしよくアーティストが許可するよなあ。この曲が収録されているアルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』は『リヴィン・オン・ア・プレイヤー』などシングルヒットも含む彼らの代表作で、全米でなんと8週間も1位に君臨し年間売上げも1位だった(世界で最も売れたアルバム歴代ベスト30位くらい)。日本でもバカ売れして一家に一枚って感じでしょうか?当時の日本ではオリジナルジャケットで濡れたTシャツを着た女性のバージョンが使われたが、アメリカでは過激だということで別のジャケが使われている。今見るとたいしたものじゃないと思うのだが…。


Bon Jovi - You Give Love A Bad Name
携帯電話
スマートフォン Android IS03
レディー・ガガ
『ポーカー・フェイス Poker Face』

CM出演もレディー・ガガ。CMの彼女はかなり控えめのファッションですねえ!『Poker Face』は全英・全米ともにシングル1位を記録。もう一つの大ヒット曲『テレフォン』も入ったアルバム『モンスター(1枚目『ザ・フェーム』のデラックス版)』が日本でも40万枚も売れ、今世界で最も売れているアーティスト。お薦め情報のとことでも書いたが、見た目で引いてしまう人も多いかもしれないが、曲がそのものが凄く良いので偏見を持たずに聴いてほしいですね(特に中高年の皆様)。彼女は実は深窓の令嬢でご幼少の頃からピアノを習い、音楽大学を出た才媛なのである。


Lady Gaga / Poker Face
サッポロ
企業広告
ロッド・スチュワート
『セイリング』

日本のTVCMにも出演するほどの人気ボーカリストで、この曲は彼の代表作とされるバラードの名曲。75年に全英で1位になっているがアメリカでは最高58位にとどまっている。アメリカではもっとパワフルで明るい『マギーメイ』が1位になっており、こちらの方が代表曲とされている。だが、この『セイリング』を収録したアルバム『アトランティック・クロッシング』はロッドがアメリカに渡ってあのトム・ダウドをプロデューサーに迎えて作った最初の作品で、明らかに「出来」が違う。イギリス時代は一本調子でどことなく垢抜けないイメージだったのをすべて払拭し、一躍世界のトップボーカリストに駆け上るきっかけとなった傑作である。


Rod Stewart - Sailing (Promo Clip)
スバル
トレジア
ケニー・ロギンス
『デンジャー・ゾーンHighway to the Dangerzone』

トム・クルーズを一躍大スターに押し上げ、大ヒットした映画『トップガン』をモチーフに、玉山鉄二が出演したCM。音楽も『トップガン』のサントラからこの曲が採用されている。プロデューサーはジョルジオ・モロダーで、ベルリンが歌った『愛は吐息のように』を収録したこのサントラも当時ビルボード1位を記録するほどの大ヒットとなった。『デンジャーゾーン』は最初ブライアン・アダムスにオファーされたが映画の好戦的・愛国的内容が気に入らないとして断られ、またTOTOも演奏する予定だったがこちらは契約上の問題があり、結局ロギンスに変更になったといういきさつがある。当時日産マーチのCMにも使われていたが、今でもよく日本のバラエティ番組などでBGMとして使われている。

↓何度も観たのだが、今なお時々無性に見たくなる映画。


Top Gun (1986) Trailer

チープ・トリックらの曲も収録。
日本生命
企業CM『つながるeco』篇
エンニオ・モリコーネ
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のテーマ

映画音楽界の巨匠エンニオ・モリコーネの代表曲といえる名曲。この曲もよくBGMとして使用されるが、本当にこのサントラは素晴らしいの一言。「映画」への愛情たっぷりジュゼッペ・トルナトーレ監督のこのイタリア映画も観ていない人がいたら今すぐ観て欲しい。それにしてもトト少年を演じたサルバトーレ・カシオ君はもう31歳かあ…。


Trailer - Cinema Paradiso

僕はこれも→『ヨーヨー・マ プレイズ・モリコーネ』推薦いたします!
ホンダ
フィット
ミック・ジャガー
『Everybody Getting High 』

ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーのソロアルバム『ゴッデス・イン・ザ・ドアウェイ』の中のパワフルな一曲。このアルバム、何年か前の作だが、U2のボノ、レニクラ、ピート・タウンゼントら大物アーティストが参加し話題となった。ストーンズとはまた違ったミックの才能がよくわかる名盤。


Mick Jagger - Everybody Getting High
ペプシ
コーラ ペプシネックス
エディット・ピアフ
『愛の讃歌 Hymne a l'amour』

洋楽を日本のアーティストがカバーするシリーズ。今回は宇多田ヒカルが出演し歌うCM。ウタダは原曲どおりフランス語で歌っている。フランスの国民的歌手だったピアフ自身が作詞し歌った、シャンソンの代表曲とも言える名曲中の名曲。世界中の歌手が好んでカバーしており、日本でもベテランから若手まで多くがいるが、やっぱり越路吹雪(日本詞は岩谷時子)のバージョンが一番有名。


Edith Piaf L'Hymne a l'amour


ピアフの波乱万丈の人生は映画にもなった↓
エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)
缶コーヒー
UCC(上島珈琲) ザ・クリア
ザ・ナック
『マイ・シャローナ My Sharona』

ザ・ナックは当時「ビートルズの再来」と謳われるなどイギリスっぽいバンドだが、れっきとしたアメリカのバンド。1979年のこのデビューシングルはビルボードで5週連続1位、年間1位という爆発的な大ヒットを記録したが、残念なことに後が続かず、典型的な「一発屋」となってしまった。しかしこの曲のリフと強烈なボーカルは一度聞いたらやめられない!?エドはるみもBGMとして使ってたっけ。
ザ・ナックはなんとあのテリー・ボジオを迎えてアルバムを作るなどまだ活躍中なのだ。


My Sharona - The Knack Official Video
健康飲料
ロート製薬 肌研(ハダラボ) 飲むヒアルロン酸
コニー・フランシス
『ヴァケーション Vacation』

1960年代初期に活躍した女性歌手で、日本でも絶大な人気を誇り、日本の女性歌手は彼女の歌をこぞってカバーした。この曲は1962年にビルボード最高9位まで上昇した。日本でも青山ミチ、伊東ゆかり、弘田三枝子らがカバー。特に弘田のバージョンが有名。後にこの日本語バージョン(漣健児の訳詞)で本家のコニーもレコーディングしている。↓


コニー・フランシス ヴァケーション Vacation
便器
イナックス SATIS
グレン・ミラー
『ムーンライト・セレナーデ Moonlight Serenade』

1939年にトロンボーン奏者&バンド・マスターのグレン・ミラーが作曲。グレン・ミラー楽団のテーマとしてだけでなくスウィング・ジャズの代表曲として多くの楽団で好んで演奏されている。また歌詞がついてフランク・シナトラやカーリー・サイモンら大物歌手が歌っているバージョンも有名。


Moonlight Serenade By The Glenn Miller Orchestra
缶コーヒー
キリンビバレッジ ファイア「グラウンドキーパー」篇
ヴィレッジ・ピープル
『Y.M.C.A.』

エンゼルズ松井秀喜が出演するCM。YMCAは「Young Men's Christian Association」の略で、昔はゲイの巣窟と言われたことであのヴィレッジ・ピープルが揶揄して歌った作品。当時ディスコで大ヒット。1979年にビルボード年間2位となった。すぐに日本の西城秀樹がそんな事情を全く無視した爽やか訳詩でカバーしこれまた大ヒット。その時の両手でYMCAの4文字を表現する振り付けも日本中で流行ったっけ。この同じ時期には「Yahoo!モバゲー」のCMに当の西城本人が出演しセルフパロディしている。2013年春にはアサヒ十六茶のCMにも使われた。それにしても『ゴー・ウエスト』『イン・ザ・ネイヴィー』と最近ヴィレッジ・ピープルもやけにCMに使われているなあ。


ヤングマン 西城秀樹
ソフトドリンク
キリンビバレッジ 午後の紅茶「あっ、新しい。」篇
シュープリームス
『恋はあせらず You Can't Hurry Love』

80年代にフィル・コリンズがカバーし大ヒット。CMではそっちのバージョンが使われているがオリジナルはダイアナ・ロス率いるシュープリームスで、1966年にビルボードポップシングルチャートで2週連続第1位を記録した。
↓はフィル・コリンズのバージョン。1982年に英国チャート1位になった。2012年には花王ソフィーナ プレニアムのCMにも使われている。


Phil Collins - You Can't Hurry Love
携帯電話
ソフトバンク iPhone4
ルイ・アームストロング
『君微笑めば When you're smiling (The Whole World Smiles With You』

サッチモの愛称で親しまれたルイ・アームストロングが1929年にレコーディングして以来ジャズのポピュラーソングとなった。彼の歌は最近やけにCMに採用されているような気がする。強烈な声でアクの強い歌手と勘違いしている若者がいるが、彼は優れたトランペッターでありバンド・マスターであった。米にはルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港という飛行場があるくらいのビッグ・ネーム。 。


Louis Armstrong When You're Smiling
サントリー
缶コーヒー 白いBOSS
ヘンリー・マンシーニ
『ピーター・ガンのテーマ Peter Gunn』

山ア努、松山ケンイチが出演するCM。『ピーター・ガン』は1958年から全米ネットで放送された私立探偵もののテレビドラマで、日本でも1961年に放送され、テレビ初期を盛り上げた1本だった。製作は後に映画『ピンク・パンサー』シリーズで有名になったブレイク・エドワーズで、数本演出も手がけている。そのつながりか映画音楽家の巨匠ヘンリー・マンシーニが主題曲を手がけていた。この曲は映画『ブルース・ブラザーズ』でも採用されていた。 。


PETER GUNN THEME 1958 - 1961
日産
エルグランド
ヴァン・ヘイレン
『叶わぬ賭け Ain't Talkin' 'Bout Love』

ヴァン・ヘイレンのデビューアルバムから選曲。この曲はアルバムの中では地味な方だろう。当時のギター小僧たちの中にはこのアルバムでエディの衝撃のギターフレーズを耳にして、「こりゃかなわん」とギターを辞めちゃった人も多いと思うが。
最盛期のビデオ↓


Van halen - Ain't Talkin' 'Bout Love
サントリー
ノンアルコールビールテイスト飲料 オールフリー
クレモンティーヌ
『天才バカボンのテーマ』

曲は「洋楽」ではないのだが歌っているのが日本でもおなじみのフランスの歌姫ことクレモンティーヌ。CDは『サザエさん』、『ドラえもん』、『ちびまる子ちゃん』などのアニソンをボサノバにアレンジしたカバー集。もちろん日本独自の企画盤。クレモンティーヌは娘と一緒に日本のアニメを観ていて大ファンだというが、彼女のイメージは崩れないのだろうか?
アサヒ
ビールテイスト清涼飲料 ダブルゼロ
ヴィレッジ・ピープル
『ゴー・ウェスト GO WEST』

松岡修造が出演するCM。サッカーの試合で流される曲として有名。このCMではイギリスのポップディオ、ペット・ショップ・ボーイズのバージョンが使われている。


Pet Shop Boys - Go West (2003 Digital Remaster)
伊藤ハム
中元ギフト「独り言」編
エラ・フィッツジェラルド
『マック・ザ・ナイフ Mack The Knife』

田村正和が出演するCM。ジャズボーカルの女王エラの代表曲。実は元歌はドイツの戯曲家ブレヒトが書いた『三文オペラ』の舞台中の挿入曲で、マック・ザ・ナイフとは主人公の名(ドイツ語読みでは「メッキ・メッサー」)。従ってオリジナルはドイツ語なのだが、ボビー・ダーリンやエラが歌って以来英語のポピュラー曲になった。


Ella fitzgerald - Mack The Knife High quality
明治製菓
ガム Wのミント
ジェームズ・ブラウン
『マンズ・マンズ・ワールド It's a Man's Man's Man's World』

爆笑問題・太田光が出演するCM。あのJBがセツセツと歌うバラード。1966年に発表され、ビルボードR&B部門で1位を記録した。 カタカナで曲名を書くと「マンズマンズ」とちょっと東北弁っぽくてかっこ悪い。曲名は映画『It's a Mad, Mad, Mad, Mad World(邦題は『おかしな、おかしな、おかしな世界』ってそのまんまじゃい)』から取ったという。これも何だか情けない。


It's a mans world - James Brown 1991
サントリー
ソフトドリンクDAKARA
ディック・デイル&ヒズ・デルトーンズ
『ミザルー MISIRLOU』

『ミシルルー』と書いているところもある。ディック・デイルはザ・ベンチャーズアストロノウズの時代のインストギタリストでいわゆる「テケテケ節」の代表者。長く低迷していたがクエンティン・タランティーノの映画『パルプ・フィクション』の挿入曲として採用されてからまたリバイバル人気を得た。


Dick Dale & The Del Tones "Misirlou" 1963
当時から左利き用ストラトを使用!ジミヘンに教えてやれって。
サントリー
ウイスキー『ウイスキーが、私にやってきた』篇
グレン・ミラー
『イン・ザ・ムード In the Mood』

坂本龍一浅野忠信、小栗旬、小雪らが出演するCM。曲はジョー・ガーランドが作り、1939年にグレン・ミラー・バンドが演奏してポピュラーになった。ビッグバンドの定番中の定番ですね。ザ・ビートルズの『愛こそはすべて』のエンディングの方でも一部使われている。「洋楽」というよりクラシックに近いかな?2012年にはキリンビバレッジの午後の紅茶にも使用された。


Glenn Miller - In The Mood
ペプシ
コーラ ペプシネックス
T.レックス
『ゲット・イット・オン (米ではバング・ア・ゴング)』

ペプシ洋楽カバーシリーズの第2弾でポルノグラフィが演奏&出演するCM。マーク・ボラン率いるT・レックスの代表曲。T.レックスは『20世紀少年』に次ぐCM採用ですね。1971年のアルバム『電気の武者』(何ちゅう題じゃ!?)に収録。あまり知られていないかもしれないがこのアルバム、キーボードは後にイエスに加入するリック・ウェイクマン、サックスはキング・クリムゾン→フォリナーのマルチプレイヤー・イアン・マクドナルド。プロデューサーはデビッド・ボウイの一連のアルバムでも有名なトニー・ヴィスコンティ、エンジニアはクイーン作品で知られるロイ・トーマス・ベイカー、ジャケットデザインはヒプノシスという超豪華布陣。80年代にロバート・パーマーらが結成したパワーステーションによるカバーも有名。
2012年春にはハイアールのCMにも採用された。


T-Rex-Get It On
ペプシ
コーラ ペプシネックス
カーディガンズ
『ラブ・フール Lovefool』

ペプシ洋楽カバーシリーズの第2弾でパフュームが出演するCM。曲はレオナルド・ディカプリオが主演した映画『ロミオ+ジュリエット』にも使われた。CMでは中田ヤスタカが「パフューム」風にアレンジ。カーディガンズはスウェーデン出身のバンドでボーカルのニーナの爽やかな歌声とちょっとレトロっぽいサウンドで世界的に売れた。僕はカーディガンズのアルバム『ライフ 』の『カーニヴァル』が大好きで今もよく聴く。


The Cardigans - Lovefool (original version)
ペプシ
コーラ ペプシネックス
ラモーンズ
『ブリッツクリーグ・バップ(電撃バップ)Blitzkrieg Bop』

ペプシ洋楽カバーシリーズの第2弾でクロマニヨンズが出演・演奏するCM。曲はニューヨークパンクの代表格ラモーンズのデビュー曲であり最大のヒット曲。というかパンクといえばこの曲かセックス・ピストルズの『アナーキー・イン・ザ・UK』しか思い浮かばない。ラモーンズは歴代メンバー全員がラモーンという苗字だが兄弟とかではなく芸名である。これはポール・マッカートニーがシルバー・ビートルズ時代に使った芸名「ポール・ラモーン」に因む。もうジョーイもジョンもディーディーも故人になってしまった。


The Ramones "Blitzkrieg bop" live at last show
日産
ジューク
クリーム
『サンシャイン・ラヴ Sunshine of your love』

ロック史上最強のバンド、クリームの曲で、ジミヘンのライブを見て刺激されたジャック・ブルースが作った(当のジミヘンも後にこの曲をカバーしている)。エリック・クラプトンのソロ部はいわゆる「ウーマン・トーン」でロックギターの歴史を変えた名演である。因みにそのソロの最初のフレーズはジャズのスタンダードナンバー『ブルームーン』の一節でこの意表をついたプレイも当時画期的だった。2枚目のアルバム『カラフル・クリーム Disraeli Gears』に収められている。シングルは全米5位まで上った。プロデュースはフェリックス・パパラルディ。CMでの歌・演奏は幻となってしまったマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」ツアーでリードギターを担当する予定だった女性ギタリスト、オリエンティ・パナガリス。オリエンティの紹介というとこのように「マイケルの〜」と付いてしまいますが、彼女は歌も抜群のパフォーマーでプリンスやクラプトンも認める実力者。いやあかっこいいの一言!これからが楽しみなアーティストですね。
↓クリームさよなら公演。


Cream - Sunshine of Your Love
携帯電話
NTTドコモ ひとりと、ひとつ。walk with you「岡田と謙さん」篇
テレビドラマ
『ローハイド Rawhide』のテーマ

岡田将生、渡辺謙が出るCM。作詞・ネッド・ワシントン、作曲は映画音楽の巨匠ディミトリ・ティオムキンでフランキー・レインが歌うこの主題歌は日本でもおなじみ。映画『ブルースブラザース』でもベルーシらがカントリー酒場で歌っていた。ドラマ『ローハイド』は、1960年代初頭当時まだ怪物映画の端役に過ぎなかったクリント・イーストウッドを世界的スターにした作品。僕も子供の頃夢中になって観たもので紐であちこち鞭のように叩きながら「ローレン〜ローレン♪」と歌ったっけ。それにしてもイーストウッドと謙さんの結びつきは『硫黄島からの手紙』からの連想でしょうか?


Rawhide - TV - opening - ending
日清食品
カップヌードル 「この味は、世界にひとつ。ジャミロクワイ」篇
ジャミロクワイ
『ヴァーチャル・インサニティ Virtual Insanity』

ボーカルのジェイ・ケイが出演。というか当時話題になった名作PVをそのまま借用して替え歌に吹き替えているだけのCM。「カップヌードルがイイヨ〜」など口の動きもCG合成しているようだ。ジャミロクワイは日本のCMに出たこともあるが今はさほどの超人気者でもないし、ヒットしたとはいえ1996年の曲を使用しているのだが、どーいう意味があるのだろうか?


Jamiroquai - Virtual Insanity MV
エムティーアイ
女性専用携帯サイト「ルナルナ 女性の医学」旅立ち篇
ジョーン・バエズ
『ドナドナ』

菊地凛子が出演するCM。原曲はユダヤ系のショロム・セクンダ作曲・アーロン・ゼイトリン作詞によるイディッシュ語の歌で1938年にミュージカルの挿入歌として歌われた。戦後になってジョーン・バエズらが反戦歌(ナチスに虐殺されたユダヤたちを隠喩するらしい)として英語で歌われた。日本では岸洋子・ザ・ピーナッツが安井かずみの訳詞で歌って知られる。またNHK『みんなのうた』でも使用され、教科書に載るほどのポピュラーになった。しかし悲しすぎる歌ですねえ。僕は今でも何か悲惨な目に遭った時はこの歌を口ずさんでしまう…。この間の口蹄疫騒ぎの時も頭の中でこの歌が…すみません。


みんなのうた 「ドナ ドナ」
JT
コーヒー飲料・ルーツ・アロマブラック
フランク・シナトラ
『マイ・ウェイ』

松田龍平が出演するCM。言わずと知れたバラードの名曲中の名曲。プレスリー他と〜にかくいろんなアーティストがカバーしている。日本でも親父がカラオケで歌いたがる曲オールタイムベスト2だろう(ベスト1は『昴』(嘘))。『ダイアナ』で知られるロカビリー歌手のポール・アンカが、シナトラ引退の噂を聞いて作った曲と言われていたが、実は1944年にフランスのジャック・ルヴォーとクロード・フランソワが作曲したシャンソン『コム ダビチュード(Comme D'habitudo)〜いつも通り〜』が原曲。アンカは英語詞を作っただけということが比較的最近分かった。
それはともかく余りに名曲なのでヤユする輩も多く、セックス・ピストルズの馬鹿にしたやつとか、デビッド・ボウイ の『火星の生活Life on Mars?』(コード進行が同じ。歌詞はザ・ビートルズの『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』へのオマージュ)』などがある。でも僕が今まで聴いた最高のはハナ肇芸能生活?0周年記念パーティであの布施明が大真面目にロウロウと歌ったもの。歌詞はハナが恩人であるナベプロ社長渡辺晋に対して「私が今あるのは渡辺晋さんのおかげ〜♪」みたいに替え歌にしたもので、これがテレビの特番で流されていたのだが、ご存命の当事者たちは感動して泣いていたのに僕は腹の皮がよじれるほど笑ったっけ。ああ、誰かその映像を持っていたらyoutubeにでも上げてくれないかな。それにしても松田龍平は最近父松田優作に似てきましたよね??

で、セックス・ピストルズ(シド・ピシャス)のもの↓

The Sex Pistols - My Way
で、2011年秋にはこのピストルズバージョンがauのCM(嵐が出演)に採用されている。このサイトからネタを拾っているのではないだろか?なお、ジプシー・キングスのバージョンは2015年にUCCコーヒーのCMにも使われている。
キリンビール
新ジャンル発泡酒・コクの時間
ケネス・ジョゼフ・アルフォード
『クワイ河マーチ』

松たか子が出演し、原田芳雄がナレーターを務めるCM。
2011年にはボートレース「アッキーニャ」篇でも採用され、出演する南明奈が替え歌と踊りを披露している。原曲はケネス・ジョゼフ・アルフォードが1914年に作曲した『ボギー大佐(Colonel Bogey)』。このサイトではおなじみの映画『戦場にかける橋』でマルコム・アーノルドが編曲し用いられて世界的に有名になった。『戦場にかける橋』はどちらかといえば暗く重い戦争映画だが、この曲のおかげでとても爽やかで晴れやかなイメージを与えてくれますね。


Bridge on the River Kwai Theme
日産自動車
ティーダ
ナット・キング・コール
『キサス・キサス・キサス(英語題はperhaps, perhaps, perhaps)』

このCMやドリス・デイは英語バージョンだが、原曲はキューバのオスバルド・ファレスが作曲した『Quizas, quizas, quizas』で、ナット・キング・コールやトリオ・ロス・パンチョスはスペイン語で歌っている。日本では昔ザ・ピーナッツやアイ・ジョージも歌っていた。

↓ドリス・デイのバージョン

Doris Day & Rock Hudson - Perhaps, Perhaps, Perhaps

↑敢えて日本人バージョンで。これは癒される!
アサヒビール
ストロングオフ
ビリー・ジョエル
『ストレンジャー The Stranger 』

またまたCMに人気のビリー・ジョエルの曲が採用された。1977年の同名アルバムに収録された曲で、ビリーの最大のヒット曲だろう。日本でもオリコン2位と大ヒットした。プロデューサーはフィル・ラモーン。


ビリー・ジョエル「The Stranger」
サントリー
新ジャンル リラックス
クール・アンド・ザ・ギャング
『セレブレーション Celebration 』

ファンク系グループKool & The Gangの1980年の大ヒット曲。当時のディスコはこの曲ばっかり流れていたっけ。


Kool & The Gang - Celebration
コーセー
ソフティモ
ベイ・シティ・ローラーズ
『サタデイ・ナイト Saturday Night』

1970年代半ばに日本を含む世界を席巻したアイドルロックグループ、ベイ・シティ・ローラーズのヒット曲。タータンチェックのファッションはやっぱり恥ずかしいね。しかしもっと恥ずかしいのは"土曜日"の英語"Saturday"を書くときこの歌のフレーズ「♪S-A-T-U-R-D-A-Y」を歌いながら綴りを思い出すことかな(僕だけではないはずだっ)。


S-A-T-U-R-D-A-Y NIGHT! Bay City Rollers
キリン
発泡酒 ゼロ生
モンキーズ
『デイドリーム・ビリーバー DAYDREAM BELIEVER』

反町隆史・藤原竜也・長谷川潤らが出演するCM。60年代にビートルズの人気にあやかってTV局などの企画で結成されたアイドルバンド、モンキーズの代表曲で1967年にリリース。米ビルボード1位、年間ランキング6位の大ヒット曲である。作詞作曲はキングストントリオのジョン・スチュワート。何年か前には忌野清志郎が日本語でカバー、また山崎まさよしもカバーしこれらは何度かCMに使われていた。スーザン・ボイル、少年ナイフなど多くのアーティストがカバーしている。僕も大好きな曲でよくコピーして歌ったものだ。
2011年夏には忌野バージョンがセブンイレブンのCMに再採用されている

Daydream Believer The Monkees
キリン
チューハイ 氷結
ピーボ・ブライソン&ロバータ・フラック
『愛のセレブレーション Tonight, I Celebrate My Love』

深田恭子が出演するCM。ジェリー・ゴフィン(キャロル・キングの元夫)とマイケル・マッサーの作詞・作曲による1983年のヒット曲。マイケル・マッサーは元弁護士でウォール街の金融マンだったという異色のミュージシャンで、ダイアナ・ロス、ディオンヌ・ワーウィック、ホイットニー・ヒューストンらに曲を提供し育てたプロデューサー。


Pebo Bryson & Roberta Flack - Tonight I Celebrate My Love (HD)

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