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続・外国映画に描かれた
日本が傍役編

日本・日本人が垣間見られる外国映画を紹介(続編)

 
外国映画に描かれた日本とは!?日本が傍役編・続編索引

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『神風』KAMIKAZE 1986
テレビモニターを通じて人を殺すことができる光線銃を発明したマッド・サイエンティストを描くサスペンス。フランス映画の重鎮リシャール・ボーランシェが主演。マッド・サイエンティストは自らを「カミカゼ」と名乗り、気に食わないアナウンサーを殺していく。終盤、自宅のアパートでパーティがあり、彼は日本人メークをし、日の丸のついた鉢巻、背中に「神風」と書かれたキモノを着て、その後凶行に走る。まだ欧米人には「神風」の狂気のイメージが強いのかな?ラストはなかなかシニカルで、ヨーロッパ映画っぽい。リュック・ベッソンが製作・脚本、エリック・セラが音楽を担当している。
『サムライ』
 原題は「LE SAMOURAI」。日本語をタイトルとして拝借したフランス映画で、アラン・ドロン主演のギャング映画(フィルム・ノワールってやつの終わりの方)の傑作だ。ただしが登場するわけではない。ドロンがクールな孤高の殺し屋を演じる。ラストは思い出しても胸が張り裂けるような思いがする。しかし、ドロンが笑いながら死ぬというアイデアもあり、実際に撮影までされていたそうだ。監督ジャン=ピエール・メルヴィルは溝口映画に捧げるようなつもりで孤独な殺人者=侍をイメージして脚本を書いた。冒頭に出てくる武士道についての著述「侍の孤独ほど深いものは無い。密林の中の虎に似て…」というのはメルヴィルの創作。1961年に脚本を書き上げたメルヴィルは出演依頼にアラン・ドロンの屋敷に行って、ストーリーなどの構想を話した。ドロン「タイトルは?」メルヴィル「サムライだ」と言うと、ドロンは黙ってメルヴィルを自分の寝室に案内した。その寝室にはなんと日本の槍と刀と脇差があった。彼もサムライに傾倒していたわけだ。それで出演が決まった。参考書;『サムライ―ジャン=ピエール・メルヴィルの映画人生
それにしてもこの時代のこういうフランス映画が恋しいですねえ。実業家でもあるアラン・ドロンはSAMOURAIブランドの香水を発売している。これは三船をイメージしてネーミングしている。
『インデペンデンス・デイ』
世界中の軍隊がエイリアンに立ち向かう。我が自衛隊も当然参加するが、何だか変な自衛隊だ。「攻撃はあと5時間で始まる!」と片言で言う。日系人でも自衛隊に入れるのかな。スタジオの端っこでちょちょこっと撮影した様子がありありと伺われる。特撮にお金をかけ過ぎて予算がなくなったのだろう。とにかくトンデモ映画だからあまり真剣に見ると疲れ(あと略)
『エイセス アイアンイーグル2』
世界の名機が登場するのでマニアには楽しい。われらがサニー千葉(千葉真一)が零戦を操る曲芸飛行機乗りホリコシ(零戦の開発者堀越二郎へのオマージュと思われる)に扮するが敵に撃墜されて(最後はカミカゼ特攻して敵機に激突して)死んでしまう。アメリカ人はムスタングに、イギリス人はスピットファイアに、ドイツ人はメッサーシュミットに乗るというなんか当たり前の設定。

『パルプ・フィクション』 
ブルース・ウィリス日本刀を見つけ手にするシーンで大笑いしてしまった。監督タランティーノは日本映画マニアで、来日した時、日比谷のレンタルビデオ屋に行き、店員に「ケン・タカクラが刑務所を脱走する映画はないか?」と聞いたという噂がある。(答は『網走番外地』だ。店員は分かったのか?)
『キル・ビル』の情報はこちら
『ハイランダー悪魔の戦士』 1986
不死身の力をつけた男たちが日本刀で所かまわず首を斬り合う物騒な話(首を斬れば死ぬ)。第一作はクイーンが音楽を担当し、ショーン・コネリーなども出ていたそれなりの大作だった。これがパート2ではなんと主人公たちは宇宙人だったというヨタ話に発展(ひえ〜)。これではいかんということかパート3では大幅に軌道修正されて中世日本が舞台となり、ハイランダーの由来のひとつが語られる。というわけで『ハイランダー3』にはマコ・イワマツが侍ハイランダー役で登場。やれやれ。テレビシリーズまであるのだがもういいだろ。



ハイランダー2/甦る戦士

ハイランダー3 超戦士大決戦
『マジック・クリスチャン』
これは大好きな映画。ピーター・セラーズ&ビートルズモンティ・パイソンという信じられない組み合わせによるコメディで、あっと驚くスターが続々登場する(因みにロマン・ポランスキー監督はこの映画に出演中、妻シャロン・テートが殺されている)。ジョンとヨーコも一瞬登場。英国の大富豪(セラーズ)がホームレスの青年(リンゴ・スター)を養子にして二人で英国の権威や伝統を尽くぶっ潰していくという痛快な物語。

列車の高級コンパートメントに座る英国紳士。その隣には正装した日本人らしき紳士が座っている。ところがこの日本人は一瞬でデブになったりチビになったりして英国紳士を仰天させる。大富豪と青年のいたずらである。
さらに詳しくはこちらもご覧ください。

ビートルズグッズは
マジック・クリスチャン

『Keiko』1979
カナダの映画作家クロード・ガニオン監督が一人の日本人女性の生き方をセミ・ドキュメンタリータッチで描く。出演者はプロの俳優ではないが初々しい感じがリアルでとても新鮮な映画だった。ガニオン・プロの自主製作だがATGが配給し、その年のキネマ旬報ベストテンで3位、日本映画監督協会新人監督賞受賞という高い評価を得ている。ガニオン監督はその後も日本を舞台に『リバイバル・ブルース(Revival Blues)』(2003)、『KAMATAKI -窯焚-』(2005)を監督。また原田眞人監督の『栄光と狂気』(1996)をプロデュースするなど活躍している。
Keiko
『トゥルーマン・ショー』
トゥルーマン(ジム・キャリー)が父と再会するところで、世界中のファンがその場面をテレビで見ているという設定で、日本人も登場。お茶の間で、酒の徳利を前にした若い男女とおばさん(若夫婦と姑か?一緒に酒を飲みながらテレビを見ているのか?それにしてもお猪口が二つしかないのが気にかかる。鬼嫁なのか)が「よかったー」と喜んでいる。彼らはもう一度、「お早う・今日は〜」を連発するという場面でも登場している(テレビで英語を勉強している?)が、そこで後ろの掛け軸に「バーバンク・トルーマン 毎日見て下さい」などと日本語で書かれているのがわかる。これって「トゥルーマンショー」のポスターなのかな。それとも日本人が大好きな標語のつもりなのかな。謎が謎を呼ぶシーンだ。
男(ユウジ・オクモト)はよく見かける日系人俳優。
『スリーメン&ベビー』
主人公の男三人(トム・セレック、スティーブ・グッテンバーグ、テッド・ダンソン)が、赤ん坊の世話の順番をじゃんけんで決める。じゃんけんの勝負がでたらめなのが面白い。また、グッデンバーグが泣き止まない赤ん坊を一生懸命あやすシーンで、指を鳥の形に見せてジャパニーズ・オリガミだ」と言っている。
『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』シリーズ
何故亀が忍者になるのか理解に苦しむが、アニメも含めてアメリカでは物凄く大ヒットした。第三作では戦国時代の日本を舞台に亀たちが大暴れする!『セサミストリート』のジム・ヘンソン・プロと香港(ゴールデンハ−ベスト)資本による異色作。

『ボディガード』
日本でも大ヒットしたなあ。トホホ映画だったけど。主人公ケビン・コスナーホイットニー・ヒューストンが二人だけで黒澤映画『用心棒』を見に行く(三船がジェリー藤尾の腕をぶった斬る有名なシーンがフーテージとして使用されている)。その劇場名は『アタシ』。彼は62回見たという。そのマニアぶりがエスカレートしてか物騒なことにコスナーが自宅に刀を持ってる!本身だぞ!真剣で遊ぶのは危ないからやめなさい。ジョン・ベルーシのサムライシリーズじゃあるまいし。

今や『スターウォーズ・シリーズ』の脚本や『白いドレスの女』の監督として知られるローレンス・カスダンがまだ広告のコピーライターだった1975年頃、『用心棒』に心酔して書いた脚本で、彼の初めてメジャーに売れた作品。当時、何とスティーブ・マックイーンとダイアナ・ロスを想定して映画化が進んだが、途中でお蔵入りとなり、その後カスダンの親友コスナーが映画化を進め、相手役にホイットニーを熱望し、彼女のスケジュールが空くのを待って実現化した作品。
『TAXi2』
謎のテロリスト軍団が日本の防衛庁長官が誘拐され、タクシー運転手たちが救出作戦を展開する。日本から来た女エージェントがパンツも露に派手なカンフーアクションを披露するが、もう少し美形ならもっとよかったのに。リュック・ベッソンが製作と脚本にあたっている。
『サムライコップおとぼけくん』Mastermind 1976

監督:アレックス・マーチ 製作:マルコム・スチュアート 脚本:テレンス・クライン イアン・マクレラン・ハンター 撮影:ジェラルド・ハーシュフェルド

ゼロ・モステル
フランキー堺
岸恵子
ガウン・グレインジャー
ブラッドフォード・ディルマン
ソレル・ブーク
ジュールス・マンシン
中村哲
夏海千佳子
大前亘


日本人の捜査官イチカワ・ホク(モステル)は、「シャチ」というロボットを拉致した犯罪者を追っている。偉大な武士だと思い込んだ彼は現在と過去を行ったり来たりして…。日本劇場未公開でビデオ発売のみのためあとは不詳。
主演のゼロ・モステルはメル・ブルックスの『プロデューサーズ (1968) 』に主演していたコメディ俳優。岸恵子、フランキー堺のほか、中村哲は東宝の怪獣映画や『レッド・サン』に出ていたベテラン俳優、大前亘も東宝で怪獣映画やクレイジーキャッツの映画に出ていた。夏海千佳子は浦山桐郎監督の『私が棄てた女』に出演。おそらく東宝が製作協力している。

『スパイ・ゲーム』
時任三郎が出演。野沢尚が原案、総監修:ツイ・ハーク:デビット・ウー監督作品。他に泉本教子、ジョイ・ウォン、藤田敏八が出演の日本香港合作映画。

『New Rose Hotel』 1998
アベル・フェラーラ監督がウィリアム・ギブソンの短編を映画化したもの。クリストファー・ウォーケン、ウィレム・デフォーなどそれなりの役者を揃えているが日本未公開。(僕も未見です。)坂本龍一出演している。特筆すべきは『ファイナル・ファンタジー』でおなじみのイラストレーター天野喜孝が出演していること。僕は実は彼と仕事で15年くらい前にお世話になったことがある。なかなかハンサムな人なので映画向きなのでは。どういう経緯で出演したのだろうか?
『ミフネ』MIFUNE SIDSTE SANG
1999デンマーク映画。原題は「三船敏郎の最後の歌」の意。「ミフネ」というタイトルで際物的な匂いがするが、いたって真摯に作られた良質のドラマ。低予算で作られているのでカメラや編集に少し難があるが、家族の絆についてしっかりと描いており、ベルリン映画祭銀熊賞(審査員特別賞)を受賞している。
エリートサラリーマンのクレステンは、父が死んだという知らせを受けて数年前に家出した田舎に帰郷する。家は知的障害を抱えた兄がたったひとり残され、すっかり荒れ果てていた。クレステンは新婚の妻には内緒で、兄を受け入れる施設を探すまでの間、共に暮らすことにし、家政婦を雇う。ところがやって来た家政婦は若い美女。彼女は実は娼婦だが、謎の男の脅迫を受け、また不良の弟を抱えて心に深い傷を負って来たのだった。この4人の奇妙な共同生活を描いている。幼いころ見た『七人の侍』の三船が兄弟二人の憧れのキャラだったという設定で、主人公が錯乱した兄を慰めるために、ミフネの声を真似て低い声で叫ぶようにデタラメの日本語(一部バカヤロとか聞こえるが)を発する。これが妙に似ていておかしい。また、鍋と手袋で「菊千代の兜」を模した姿がほほえましい。ただ、ビルの屋上で主人公が一人で白い布を身体に巻いて、ミフネ風の声で刀のようなものを振り回すシーンがあるが、意味不明。
ミフネ
『ブレイド』
塩田多弾砲様より情報いただきました。
『ブレイド』ですが。この中の日本の描写は、中盤のカジノですね。
 ここはヴァンパイアの書庫が隠されている建物で、中では日本っぽいアイドル歌手げな姿をしたシンガーが、日本語らしき言葉で歌ってました。といっても「ち○ちんぶらぶらソーセージ♪」ってとこくらいしか聞き取れなかったですけど。
ノベライズでは、カジノの名前は「黒真珠」、この歌手は「マンガ・ガール」というバンドで、男みたいです。
他には、終盤でブレイドが敵ヴァンパイア、フロストのもとに殴りこむ時、仏壇と線香みたいなものが見られました。で、フロストとの最終決戦。フロストは日本刀(ノベライズでは「カタナ剣」)をもちい、ブレイドと切り結んでいました。

ありがとうございました!このカジノ、「女子高生のコスプレパブ」みたいなところなのですが、入り口の用心棒は「ちょっと待て」と日本語を話しました。中でも日本語が交わされます。

 Blade Soundtrack - Chin Chin
『シックス・ストリング・サムライ』SIX-STRING SAMURAI 1998
冷戦でソ連に核兵器で滅ぼされたアメリカが舞台。たったひとつ生き残った都市ロスト・ラスベガスに長く君臨したロックンロールの王エルビスが死に、その後継者の座を狙ってギターと武器を持った奴らが集まって来る。主人公バディもそのひとり。「バディ」と聞いてニヤっとしたひとは洋楽通。そう、あのバディ・ホリーのことらしく、律儀にネクタイとスーツ、黒縁めがねの男なのだ!だが、どういうわけかこのバディのギターには日本刀が仕込んであり、敵をバッタバッタとなぎ倒す。大事な商売道具であるギターで相手を殴ったりするし、もちろんカンフー技も得意。敵といえばボウリング場で働いていたのか?というグループや、原始人のような(文明が退化している。って、わずか40年くらいなのに)奴ら。というわけで舞台設定やキャラ設定が面白く、なかなかアクションもよく撮れているのだが、真面目不真面目が実に中途半端。タランティーノが『マッドマックス』を作り損ねたような感じですかね。いわゆるおバカ映画なのだが、熱狂的なファンがいるらしい。

 Six String Samurai (1998) Theatrical Trailer
『愛の黙示録』1997 石田えり 金洙容監督 日韓合作
終戦間もない頃、朝鮮半島で韓国孤児を救うため私財を投げ打って孤児院をつくり、女手ひとつで3千人もの孤児を救った日本人女性、田内千鶴子の生涯を描く感動作。脚本は中島丈博
『ミュージック・オブ・ハート』 
ウェス・クレイブン監督作品。ホラーファンとしては何で彼がこんな映画を作るのか理解に苦しんだ。因みにヴァイオリンの幼児学習法として、世界的に知られる鈴木メソードが描かれている。
『がちょうのおやじ』 FATHER GOOSE 1964
ケーリー・グラント、レスリー・キャロン、トレバー・ハワード主演のロマンチック・コメディ。第二次大戦中の南太平洋の孤島で世間から離れ酒を呑んだりして暮らす男が、ひょんなことから連合軍に協力することになり、小さな学校の子供達と美しい先生を日本軍の攻撃から守ることになる。アカデミーオリジナル脚本賞受賞。
がちょうのおやじ
『第七の暁』 THE 7TH DAWN 1964
丹波哲郎が出演した英米合作映画。ウィリアム・ホールデン、スザンナ・ヨークが主演。第二次大戦後のマラヤが舞台。ゴム園を経営するフェリスと元抗日ゲリラで共産ゲリラのヌーとの友情を描く。ルイス・ギルバート監督。
第七の暁
『五人の軍隊』 UN ESERCITO DI CINQUE UOMINI(THE FIVE MAN ARMY)1969 伊

丹波哲郎が出演。1914年のメキシコが舞台。脱走米軍人、銀行ギャング、家畜泥棒などの5人組が莫大な軍用金を積んだ輸送列車を襲い、メキシコの革命運動の手助けをする。我らが丹波さんは5人の中の侍役で登場し、活躍する。監督はドン・テイラー。この人も何故か日本に関わるねえ。因みに脚本はあのダリオ・アルジェンド、音楽はエンニオ・モリコーネという豪華版だ。

『家庭』
トリュフォー監督の自伝的要素を含んだ作品だが、日本では劇場未公開。平凡な夫婦の生活が夫が日本人女性キョウコ(松本弘子)と出会ったために崩れて行くといった内容。日本女性の描き方に問題があったらしい。出演者のひとりクロード・ジャドは 日本映画『北の岬』に主演。情報求む。
『Queites-vous,Mr.Sorge?(Sovietspy)』 1961 
ソ連のスパイとして処刑されたドイツ人ジャーナリストを描いたドキュメンタリードラマ。岸恵子が出演しているフランス映画。

『民族の祭典・美の祭典』 FEST DER VOLKER-OLYMPIA TEIL I 1938 独
レニ・リーフェンシュタール監督 ヒトラーの意向を受けて作られたベルリンオリンピックの記録映画だが、映画としての完成度は高く、今なお芸術映画として世界から高く評価されている。陸上の村社講平、棒高跳びの西田・大江、水泳の前畑秀子、マラソンの孫基禎と南昇竜(当時は日本選手とされた)らの姿が描かれている。
民族の祭典/美の祭典
『北京の55日』 55DAYS OF PEKING 1963
1900年の義和団の乱を題材に、英米ら列強各国と清国との戦いを描く。伊丹十三(一三名義)が日本の柴大佐役で出演。デビッド・ニーブン、チャールトン・ヘストン、エバ・ガードナーら大スターが演じる列強の軍人や公使らと混じって、堂々と英語の台詞で演じている。伊丹は監督としての印象が強いけど、個性的な良い俳優だった。映画としては戦争のスペクタクルシーンもなかなか派手で見ごたえのある大作だったが、西太后などを東洋人メイクの欧米人が演じたり、紫禁城などは明らかなセットで(スペインに作った。当時はもちろん本物で撮影なんかできなかった)少し違和感がある。音楽はディミトリ・ティオムキン。
『ロード・ジム』
ピーター・オトゥール、ジェームズ・メイスン、クルト・ユルゲルス主演
伊丹十三が東南アジアのある島の村長の息子役で出演。
彼のエッセー『女たちよ!』にはオトゥールの話があって面白い。因みに彼は自分の息子に父伊丹万作の名を付けた。彼の妹は大江健三郎の妻だが、外国でも知られているのかな?
『A Tout Coeur Tokyo Pour O.S.S.117A』(O.S.S.117 TERROR IN TOKYO)1966
フランス=イタリア合作のO.S.S.117というス−パ−スパイが活躍するシリーズで、東京が舞台らしいが不詳。吉村実子が出演している。

『海の上のピアニスト』
主人公1900の育ての親の葬式シーン。1900が生まれて初めてやって来た甲板で聞き慣れない音を聞く。それを教えるのは日本人の女性で、日本語で「オンガク、ミュージック」という台詞がある。
『ハンニバル』
レクター博士(アンソニー・ホプキンス)が逃亡先のフィレンツェで彼の正体を見破った刑事を殺すシーン。その死体を見つけた観光客(なぜか階段に皆で腰掛けている)が「なんだあれは?」。団体の観光客といえばやっぱり日本人!
以下、600万石の男さんより投稿がありました。

こんなに面白いサイトなのに投稿が少ないと思うのは私だけ?
『ハンニバル』 今や『ライジング』の凄さにかすんでますがクラリスが見ている画面に「カメラ」の字があります。「何だあれは」ではなく「何やあれは」という大阪弁バージョンがあるようです。

600万石の男さん、いつも投稿ありがとうございます!これは気づきませんでした。

ハンニバル・ライジング』でも日本が登場。戦争で孤児になったハンニバルは伯父の愛人だった日本人女性「レディ紫」の保護を受ける。レディ紫の屋敷には先祖の鎧兜と刀が祭壇?に置かれ、彼女はここで祈ったりしている。ハンニバルは青年期を彼女に剣道などを習って過ごす。そして次第に残酷さも育てられていく。最初の殺人はレディ紫を卑猥な言葉でからかった肉屋。ハンニバルは日本刀でこの肉屋を血祭りに上げ、首を切り落としてレディ紫に捧げた。それにしてもレクターが剣道の達人だったとは!このレディ紫役はコン・リー。音楽は梅林茂。

Lady Murasakiとは…
 Hannibal Rising: Uninvited

『ビッグムービー だから映画はやめられない』
ラスト、スティーブ・マーチンとエディ・マーフィーが香港に招かれて作ったカンフー映画は、どういうわけか忍者が大量に登場する「ニンジャ映画」だ。やっぱりサタデーナイトの奴らは!
『チャーリーズ・エンジェル』 2000
あの大ヒットテレビシリーズのリメイク版映画だが、『マトリックス』ばりのカンフーアクションと3人の美女のお色気&ギャグ満載で楽しい作品。日本をテーマにした?パーティシーンがとんでもないことになってしまっている。ビル・マレー&ティム・カリーが肉じゅばんでやる相撲には大爆笑。「相撲ネタ」は永遠のギャグなのでしょうか。キャメロン・ディアズ「日本語シャベルノスゴイネ」と日本語を喋る!その他ルーシー・リューは「ヨーコ」に成りすまして「バンザイ!」と叫ぶ。フグの刺身を命がけで食べたりと変な日本がちょこちょこ登場する。エンジェル役を望んだ工藤夕貴はオーディションで落ちてしまった。で、ルーシー・リュー(キル・ビルでも日本人役)が採用されたわけだがこの役、そもそも東洋人にする必要があったのだろうか?
あの西脇美智子がスタントを担当している。

『トイ・ストーリー2』
主人公ウッディは実はレアなおもちゃで、マニア相手の玩具屋に誘拐される。そしてウッディとセットの人形とともに高価に売られる先が、東京の博物館(コニシさんが経営)である。残念ながら?どんな博物館なのかは出てこない。だが、そういう博物館なら日本人がやりかねないと誰もが納得してしまうのが哀しい。おなじみディズニーのフルCGアニメだが、非常によく出来たコメディーだ。大人も見るべし!

『モンスターズ・インク』
マイクが受付の彼女とデートに行く店は「ハリーハウゼン」という寿司屋。「志」の鉢巻をした蛸のモンスターが8本の足を使って寿司らしきものを作っている。店内の雰囲気は障子やら提灯やらがどうやら「日本風の作り」らしい。よく見ると蛸は自分の足を切ってしまっている!ちなみに店名はレイ・ハリーハウゼンという人形アニメの大家の名前からとったのだろう。蛸の動きを見て思わずニヤリとしてしまいました。また、扉の倉庫?を主人公たちが逃げ回るクライマックスシーンでは富士山の見える畳と障子の部屋を通り抜けている。それにしてもマイクは鬼太郎の目玉の親父に似てないか??いや口はないけどさあ…。

『ヴァンダム・IN・コヨーテ』
引田天功と結婚話のあったジャン・クロード・ヴァンダム主演のアクション。アビルドセン監督、ビル・コンティ音楽という『ロッキー』コンビの作品だが、全体にB級感がただよう。流れ者が無法地帯と化した街にやって来て街のボスたちをやっつけるという黒澤『用心棒』とほぼ同じストーリー。実際に街では『用心棒』が上映されている。『荒野の用心棒』『ラストマン・スタンディング』『ボディー・ガード』と本当にみんな好きなんだな、あの映画。僕も大好きだけど。
『氷の接吻』
主人公アシュレイ・ジャッドがアラスカで乗っている車のトランクの中に「海苔」の缶が入っている!ユアン・マクレガーが共演。

『戦艦ポチョムキン』BRONENOSETS POTYOMKIN 1925
言わずと知れた世界映画史上に残る名作だが、戦艦で水兵たちが反乱を始めるシーンで「日露戦争での日本の捕虜の食事の方がましだ!」の台詞がある。
監督エイゼンシュタインは歌舞伎の研究をし、それがかのモンタージュ理論の形成に役立ったこともよく知られている。1928年にソ連での市川左団次一座の公演を観たエイゼンシュタインは、『忠臣蔵』の分析を通じて、「光を聞き、音を見る」と表現している。これは映像と音の関係を示し、後にトーキーの映画理論に発展していった。
『電撃フリントGO!GO作戦』
いやいやこの手の映画には絶対欠かせない変てこ空手シーンが登場。道場には御丁寧にも良く分からない屏風なども見える。主人公フリント(ジェームズ・コバーン)の家には美女が数人同居していて、その中の一人はサキコという日本人で、フリントが「オハヨウ、サキ」と日本語で挨拶するシーンがある。サキコの影響か部屋のインテリアには浮世絵の壁紙がある(ヌードだらけの美術品のひとつだがボタン一つで全てさし変わる)。まあ、007以上のトンデモシーン続出でトリップしそうなくらい楽しめる作品だ。特に携帯電話時代の現在からすればかの「赤い電話」は大笑い。
『A.I.』
日本好きのスピルバーグ監督はやはりこの映画にも日本語が登場させていた。主人公デイビッドがジゴロ・ジョーとともに行ったルージュシティ。華やかなネオンの中に日本語で「ラブホテル」と書かれたものがあった。『ブレードランナー』を連想させる風景だ。どうでもいいがラブホテルという施設は世界に輸出すれば受けると思うんだが。お話は…『鉄腕アトム』を連想してしまった。科学者の失った子供の代わりのロボット、「愛」のあるロボット、ロボットを破壊させるのを見せ物にするショー、どれもこれもアトムそっくりのシチュエーションで、キューブリックと手塚の関係を思い出した。「手塚」のクレジットがあっても良さそうなくらいだ。また、ジゴロ・ジョ−役のジュード・ロウは「は歌舞伎では手の仕種などあらゆる動きに意味があると知って演技の参考にした」などとインタビューで答えている。
『ユージュアル・サスペクツ』
コバヤシ
という重要な役の人物が登場するが、演じるのは『父の祈りを』『ブラス!』などに出演しているピーター・ポスルスウェイトというイギリス人の名優だ。キャラの名前からすれば日本人だと思うが彼はどう見ても日本人には見えないし、そんなそぶりも一切見せない。そもそも日本人という設定かどうかさえよく分からないのだが、ラストまで見ればなぜ「コバヤシ」という名なのかが分かる。この映画を見ていない人のために詳しくは書かない。とにかく近年稀に見る良く出来たミステリ映画の傑作だ。
『シャドウ・オブ・ウルフ』SHADOW OF THE WOLF1993
カナダ・フランス合作だが、エスキモーの悲劇を描くドラマ。三船敏郎がなんとイヌイットに扮して出演している。主人公の父親役だが、「寡黙な父」なのでほとんど話さない。ル−・ダイヤモンド・フィリップス、ドナルド・サザ−ランドが主演。日本では1995年東京国際ファンタスティック映画祭で上演されたのみ。
シャドウ・オブ・ウルフ(字幕スーパー版)
『王女メディア』1969
パゾリーニ監督作品。監督自ら音楽監修にあたっている。映画全体にどこの国のものとも分からない民族音楽が流れており、独特の雰囲気が醸し出されている。金毛羊皮を求めてやってくる主人公一行が巫女(マリア・カラス!)たちと最初に出会うシーンなどで地唄『雪』が使われている。
人間国宝シリーズ(14)地歌箏曲
王女メディア
『サブウェイ・パニック』THE TAKING OF PELHAM ONE TWO THREE 1974
地下鉄の運行管理をする部屋に東京の地下鉄関係者が見学に来ている。ウオルター・マッソーが相手をしているが、英語ができないと思って適当にあしらったりバカにしていると、彼らが最後ににっこり笑って英語で挨拶するのでギョっとする。そうこうしているうちに地下鉄乗っ取り事件が起こる。おなじみの「何を考えているのか分からない日本人」の描き方。
『アンブレイカブル』
重要な役どころのサミュエル・L・ジャクソンはアメコミのコレクターで、専門店を経営している。他の店で店員に「日本のコミック見てマスかくなよ」という台詞がある。日本のある種のマンガへの批判が込められている。
『ゴースト ニューヨークの幻』
冒頭、主人公の銀行員サム(パトリック・スウェイジ)は仕事で日本人のコバヤシさんと会う約束をしている。コバヤシさん本人は出てこないが、サムが緊張しながら「ワ、ワタシドモハ…」などと一生懸命日本語の挨拶を練習しているシーンがある。デミ・ムーアウーピー・ゴールドバーグは日本のCMにも出ていた。

『エリミネーターズ』THE ELIMINATORS1986 
NISHIMURAさんから情報をいただきました。ありがとうございました!この作品、確かにビデオ発売時業界でもかなり話題になった記憶がありますが、僕は残念ながら見てませんでした。いやー、調べましたら、ニンジャ(名前はクジ)が登場するだけでなく、下半身がキャタピラーの能無しサイボーグ(名前はジョン。犬みたい。)や、日本人マッドサイエンチスト(タカダ。ジャパネットみたい)、タイムマシンとローマ帝国の末裔?の秘密基地まで続々と登場するらしい。頭がクラクラする。見たい…。『VIDEO MOVIE GUIDE』には「A mad scientist creates the perfect weapon,the"Mandroid".」とだけ記されていて、評価は「七面鳥(最悪)」。製作総指揮はチャールズ・バンドというエンパイアピクチャーズの創立者だ。この映画会社はC級のSF、ホラーを量産しているマニアには超有名な会社。なるほど!この人の名を聞いて、僕は彼の『ゾンビ怨霊の墓場』『悪魔の寄生虫パラサイト』という作品のビデオ発売に関わったことを思い出した。涙が出そうになるくらい煮え湯を飲まされた思い出だが…。主演の一人デニス・クロスビーはビング・クロスビーの孫娘だそうだ。さらに詳しくはコウスケさんの文章が絶品なのでこちらへgo

エリミネーターズ
『ラッシュアワー』1998 
K.Yさんから情報をいただきました。ジャッキー・チェンがハリウッドで本格的な主演をした作品。クリス・タッカー共演の刑事アクション・コメディで、ジャッキーお得意の体を張ったアクションが見物。話のテンポもよく、クリス・タッカーのキャラも面白いのでけっこう楽しめた。ジャッキーは香港からロスに来た凄腕刑事という役どころで、中国領事の誘拐された娘を救出するというシチュエーションだから、ロスのチャイニーズシアターや中国料理店が登場する。つまり東洋人が続々と登場するお膳立てができている。そんな中で、チャイニーズシアターの前あたりから乗り込んだバスツアーの客たちがどうやら日本人らしく(何か言っているが何語か不明なのではっきりしないけど)、「FBIだ」というタッカーに全員がいっせいにカメラを向けるシーンがある。また、ジャッキーに英語で道を尋ねる若い東洋人カップルも登場するが、こちらは「どうも」と言って去るので日本人だろう。「日本人観光客」というのもどれもこれも腹が立つ描写だが、現実のツアー客もほとんど変わらないのが情けない。僕はロンドンで、観光なんか全くしないでバスでデパート巡りだけしているオバサンのツアーを見たことがある。彼女らはバスを降りると脇目もふらずデパートに突進し、買い物が終わると一目散にバスに乗り込む。ロンドン塔もビッグベンも興味ないのなら、人に買い物を任せた方が楽だし安いと思うのだが。…それはさておき、この映画、ジャッキーが中国の貴重な美術品が倒れそうになるのを支えながら必死に格闘するヤマ場のシーンが大笑いである。K.Yさんありがとうございました。

シリーズ第3弾(下)も。
『ラッシュアワー3』2007
人気シリーズの第3弾。おなじみの主役ジャッキー・チェン(リー捜査官)とクリス・タッカー(カーター刑事)に今回は悪役として真田広之が主演級で出演。ストーリーは大昔から存在するとされた謎の中国マフィア「シャイシェン」が実在すると発表した政府要人が、何者かに暗殺未遂されるシーンから始まる。警備に当たっていたリーが犯人を追い詰めると、犯人は日本人ケンジ(真田)。驚くリー。お互いに銃を向け合う二人。リーは日本語で「動クナ、ケンジ。銃ヲ下ロセ撃ツゾ!」と叫ぶが、ケンジは「あんたは俺を撃てない…」と応え、その時応援に車で駆けつけたカーターの騒動に紛れてケンジは逃げていく。ケンジは日本のヤクザの息子だったが両親が殺されて孤児になり、香港の孤児院でリーの弟分として暮らしていたが、大人になってからはリーは警察に、ケンジは悪の道に行ったという設定。こんな日本語でやりあうシーンは後に「シャイシェン」の本部がフランスにあると知ったリーたちがパリに赴き、そこでケンジと再会してからも数回ある。リー「モウ兄弟ジャナイ。俺ハ人殺シジャナイカラナ」。そして二人は再び対決する。しかし、ケンジを傷つけたくないリーに対し、ケンジは本気でリーを殺しにかかって来る。一体何の恨みがあるのか?それとも組織の非情の掟が彼をそこまで変えさせたのかがよく分からない。はっきりいうとこの謎の組織シャイシェン自体よくわからないので、何とも消化不良な映画だ。
それにしてもエッフェル塔でジャッキーと真田がチャンバラをするハリウッド映画が出来るなんて全く夢のようだ!真田がかつて東映のアクションスターだったことを思い出させる、素晴らしい立ち回りをこなしている。
また、パリでは「シャイシェン」の女殺し屋として工藤夕貴が登場、こちらもジャッキーと死闘?を繰り広げる(ラストのNG集も見もの)。名優マックス・フォン・シドーやあの監督ロマン・ポランスキーも出演している。 音楽は巨匠ラロ・シフリン!
公式サイトは以下
http://rh3.jp/
『アムステルダム・ウェイステッド!』AMSTERDAM, WASTED! 1996 オランダ 
ろほうさんからの情報です。(掲示板参照

オランダ映画で、『アムステルダム・ウェイステッド(?)』ってのを半年くらい前にレンタルで見ましたが、それに日本料理店が出てきましたよ。「これがSAKE」とか、「肉なんて野蛮人の喰いものだ。これが大人の食事だよ」とか日本料理について言っております。ウケますよ☆

ありがとうございました。残念ながら僕はまだ見ることが出来ません。資料も少なくて話の内容が分かりにくいのですが、ドラッグを扱う地下クラブに通う若いカップルの話でしょうか?オランダ映画初のデジタルビデオを使った長篇らしいです。実は以前アムステルダムに駐在していた僕の兄から聞いたのですが、オランダでは大麻が合法で売られているんですね。もちろん犯罪者や未成年は買えない仕組みらしいですが、それによってヤクザのような裏の組織が壊滅したようなことらしいです。でも、やっぱり問題だよなあ。日本じゃ絶対無理だな。さて、日本料理や料理店もよく出て来るアイテムでしょう。箸や食材や店のインテリアが珍しく面白いからなのでしょうか?日本料理についてはネタが豊富なのでそのうちどこかで特集を組みたいと思います!

『アイズ・ワイド・シャット』 1999
スタンリー・キューブリック監督の遺作。トム・クルーズ扮する主人公の医者が、秘密のクラブに仮装して潜入するために、怪し気な貸し衣裳屋に行くシーン。この貸し衣裳屋の奥で、主人の娘が隠れて男二人とみだらな行為をしており、見つかってしまう。二人の男は日本人という設定でトウゴ・イガワ 伊川東吾とエイジ・クスハラが演じている。エイジ・クスハラはロンドンを中心に活動する俳優で映画『北海ハイジャック』、『エレファント・マン』などの映画、多くのテレビシリーズに出演するベテラン。

 Eyes Wide Shut
『マーキュリー・ライジング』MERCURY RISING1998 
主人公ブルース・ウィリスが、国家安全保障局の男から、にぎわう町中で秘密を聞き出すが、男は何者かに口封じのため殺されてしまう。このシーンで銃を持った犯人を追うのだが、周りは観光客が溢れかえっていて思うように動けない。その観光客の一群は日本人女性のツアーらしい。何か日本語らしい言葉を話しているのだが不明。
『ロストワールド/ジュラシックパーク2』1997 
スティーブン・スピルバーグ監督のシリーズ第2弾。原作は『ライジング・サン』のマイケル・クライトン。SFXが進歩して、恐竜の迫力が3倍くらいになっているが、話の内容があまりにもお粗末。何しろ主人公たちが絶対死なない。けがぐらいしてもいいよ。007じゃないんだから。と突っ込みを入れたくなる。恐竜に殺された仲間もいるのだが皆ケロっとしている。情緒的なものが何もないただの見せ物のような映画だ。ティラノザウルスがサンディエゴに上陸し、夜の街を襲撃するシーン。逃げまどう群集の中に、われらが日本人サラリーマンの集団が!メガネをかけた白髪のおじさんが、追いかけて来る恐竜を振り返りつつ走りながら「東京の皆に会えるか?あ〜東京にいたのになあ!(日系人らしく正確な日本語じゃない。僕にはこう聞こえました)」と叫んでいる。

『フォー・ザ・ボーイズ』 1991
ベッド・ミドラーが製作・主演のドラマ。戦場の兵士を慰問する芸人コンビ、エディ(ジェームズ・カーン)&ディクシー(ミドラー)の半世紀に及ぶ波瀾の人生を描く。ミドラーの歌と演技は圧巻で、この年のオスカー候補になった。ミドラーは「パンチの効いた(死語だな)」歌で本領を発揮するが、しっとりと聴かせるバラードも絶品で、ベトナム戦線で兵士を前に歌うビートルズの『イン・マイ・ライフ』が泣かせる(フェンダーローズピアノの伴奏がまた良いんだ)。主人公エディは朝鮮戦争にも慰安に行こうとディクシーを誘う。渋る彼女に「日本は素晴らしい国だ。美しい山もあるし、古い儀式もある。風呂に入れば身体を洗ってくれる」などと説得する。結局二人は朝鮮戦争に慰問に出かけるが、帰りに日本に寄り、家族やスタッフと日本のホテルでクリスマスパーティを開く。このシーン、いきなり日本人少女のバイオリン演奏で始まり、エディがこの少女を「タマキ・カワクボ!ドーモアリガト」と皆に紹介する。この少女はおよそ10年後、2002年6月に第12回チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で最高位入賞したバイオリニストの川久保賜紀本人である。米国生まれで幼い頃から天才の誉れの高かった彼女がどういう経緯でこの映画に出たのかは不明。さて、このシーンは着物を着た日本人ウエイトレスと葛飾北斎の浮世絵のバック、「寿」の文字があるくらいであまり日本らしくなくて、「変な日本」として描かれてはいない。因みに親友の脚本家にクビを宣告する、とても哀しいシーンである。
『ジャイアント・ベビー』
ミクロキッズ』の続編。今回は逆で子供がでっかくなってしまう。てっきり邦題は『マクロキッド』になるか思っていたら違ったね。町の大発明家が、何でも巨大化してしまう光線を過って2歳の我が子アダムにかけてしまい、身長30メートルに!その子がラスベガスに現れるシーンで、日本人の若い団体客が、逃げまどいながら写真を撮る(またか…日本人観光客恐るべし!)。その中の女がアダムを指して「あ、ゴジラだ〜」、それを受けた男が「違うよ、でっかい赤ん坊だ!」と日本語で言うシーンがある。いくらでかいとはいえ子どもをゴジラと間違えるか。日本人の風上にも置けん。この映画、今だったらもっとデジタル合成でスマートにできるのだろう。合成された人物の目線がずれていたりしている。それにしてもハリウッドというのはつくづく凄いと思う。何しろ主演のアダムを演じる子供が主人公リック・モラニスそっくり!よくこんなに似ている子を見つけて来るもんだ。しかもこの子、しっかり演技している。ところが驚くのはまだ早い。この子、双児なのだ。幼児を使って撮影する時は、2人を交互に使って1人当りの負担を軽くしているのだ。「リック・モラニスそっくりで、演技ができる双児」こんな条件を満たす子役(それを見つけるエージェント)は、アメリカにはゾロゾロいるのだろう。
『フィフス・エレメント』
リュック・ベッソン監督によるSF。酷評する人がいるが、僕はけっこう好きな作品。未来社会、クリス・タッカー扮する人気司会者ルビー・ロッドが登場するところで、追っかけ?風の東洋人で制服を着た女子高生の集団がいる。クリスが彼女達にダーっとサインをしてやる。確認はできないがたぶん日本の女の子だろう。あと、主人公コーベンの家に来る空飛ぶ屋台のオヤジもいるが、これはThaiという役名なので中国人か。
ミラ・ジョヴォヴィッチがまた美しくて。

『チャップリンの冒険』掲示版に寄せられたK.Yさんの情報より。1917年チャップリンがミューチュアル社で作った最後の作品。20分ほどの無声映画である。金持ちの女の背中にアイスクリームが落ちるというギャグが有名。脱獄囚のチャップリンが海で溺れかけた金持ちを助け、その屋敷に招かれパーティに出席する。そこで一騒動起こるという内容。チャップリンが助けた金持ちを車に乗せるシーンで色の黒い東洋人が運転手兼召使いとして登場する。これはチャップリンの秘書だった高野虎市。『サーカス』にも出ているらしいとのことでIMDbで調べたらには確かにチョイ役(クレジット無し)として載っている。しかし残念ながら見ても分からなかった。この映画、サーカスの観客やら何やらで大勢エキストラが出演している。たぶんその中の一人だろう。

『ファーゴ』
コーエン兄弟の製作・脚本・監督によるコメディ(じゃないか?何とも言えないジャンルの映画)。カンヌで監督賞の他、アカデミー賞主演女優賞、脚本賞を受賞した。出て来る人間(キャラ)の面白さ、隙のない、変てこな台詞まわし、予測がつかないストーリー展開、どこまでも冷えた画面(撮影が素晴らしい)。いつもながらコーエン兄弟は誰にも真似の出来ない世界を構築している。ハリウッド製のアクション超大作とかSFばっかり見ている若者にぜひ見てもらいたい。今さらながらアメリカ映画の層の厚さ、成熟さに感心してしまう。ところでこの映画に出て来る日本人はマイク・ヤナギ(日本人ならヤナギと濁りたいところだが、ここは我慢)。妊娠8ヶ月の警察署長マージの学生時代の友人という設定で、二人がレストランで再会するシーン。この男、エンジニアをやっているなどというが、いかにも日本人ぽい風貌。しかし英語しか話さないので日本人であるということをことさら描く必要もない役柄だ。とにかく変な奴で、どうやら彼女が好きだったらしいことが会話や態度で分かる。しかし、「後輩のリンダと結婚したが、白血病で死んだ」と泣き出したりしてマージを困らせる。後になって、マージは他の友人から「リンダは生きているし、マイクとリンダは結婚していない」ことを聞かされ、ますます困惑する。観客も、これは何かの伏線なのだろうと思って見ていると何も無くて、はぐらされてしまう。それでいて何だか妙に気になるキャラで、この映画にはこういうキャラがゾロゾロ出て来る。もう、コーエンの術にはまってしまっているのだ。マイクを演じるのはスティーブ・パークといい、『キンダガートン・・コップ』『トイズ』などに出演している。日本人(日系人)かどうかは不明。
『ディープ・ブルー』
レニー・ハーリン監督による動物パニックもの。遺伝子操作で賢くなってしまった巨大サメが科学者たちを襲い、食べまくる。ラスト近く、生き残った料理人(LL・クール・J)がサメを退治したあと、「寿司を食わせろ!」と雄叫びをあげる。粉々になったサメの肉を見て興奮したんでしょうな。しかし、その肉の中には、食われたばかりの同僚らも含まれていることを忘れてるぞ。(『ジョーズ』の時もそうでしたけど。食われたクイント船長はサメの胃袋の中ではまだ原形をとどめていたはずだが)。掲示板に寄せられたまことさんの情報より。
『スパニッシュ・プリズナー』
チン*マン*ーネ様よりの情報です。「記憶では、日本人の「ある習性」がトリックのひとつになっている、という面白い話でした(はっきり書くとネタバレになるのよね)」。いったいどんな習性?食事の時に水を飲むとか?見るのが楽しみです。
『踊れトスカーナ!』
IL CICLONE 1996
もんど様からは「1996年のイタリア映画『踊れトスカーナ!』。監督兼主演のレオナルド・ピエラッチョーニが、「癇癪持ち」と漢字で書かれたTシャツを着ているシーンがありました。作中、日本人は1度も出て来ないのですが、タイトルどおり、イタリアはトスカーナの田舎町が舞台で、主人公もあまりアグレッシブに動き回るタイプではなかったので、一体どこで手に入れたのか、非常に気になりました。また、特に日本的というわけではないのですが、主人公の一家が長椅子に一列に座り、1996年の百武彗星を見るというシーンがありましたが、おやじさんが「ヒャクタケ」とうまく言えないのが(ヒャクタコ、とか何とか言っていました)何だか微笑ましかったのを覚えています」という情報をいただきました。ヨーロッパ映画の情報(特に近年の)は嬉しいです!
『これがピーター・セラーズだ! 艶笑 パリ武装娼館』SOFT BEDS, HARD BATTLES UNDERCOVER'S HERO
マニ様からは「この中で六役の中の一つが、日本人の軍人です。変装名人のセラーズはさすがに日本人そっくりだし、英語なまりの日本語もなんとも奇妙です。意味もなく日本刀も出てきたりします。彼はよく映画のなかで東洋人に変装するらしいので他にもあるのかも知れませんね」という情報をいただきました。セラーズファンの僕が見ていなかったのは悔しいです。見たい!

『アメリカン・サイコ』
まこと様の情報です。「『アメリカン・サイコ』の中では主人公エリートビジネスマンが日本風(と思わしき)高級マッサージサロンへ。お決まりの畳、障子がイイカンジです。ちなみにそのマッサージ嬢が、洋画の中の東洋人にしてはやけにカワイイ(ような記憶)。和風レストランで食事のシーンもあります」

ありがとうございました!クリスチャン・ベイルいい味出してますね〜。

『コレクター』
KISS THE GIRLS 1997(『コレクター』だったと思います。精神異常猟奇殺人モーガン・フリーマン系は多すぎて絡まります…)では、犯人の取調べ中に、捜査官に「水を飲むか?」と聞かれ、犯人が水の銘柄についてウンチクをたれ始めるときにこんなようなことを言います。「日本人は南極の氷山の一番深いところの氷を出してきて飲むそうだ。30万年前の水さ。日本人ならやるだろうな。」不思議な日本人観に思えました。バブリーってことなんですかね?それとも味にうるさいとか。」
同じくまこと様の情報ですがまだ検証していません『セブン』じゃないとおもいますが。ありがとうございました。
『カリフォルニア・ドールズ』
MINORU様より情報。これも観た映画なのですが全く忘れていました。ありがとうございました!

アルドリッジの遺作「カリフォルニア〜」には日本人女子プロレスラー(ミミ萩原ジャンボ堀)が出て来ます。日本語の名刺も一瞬映ります。

そういえばミミ萩原ってどこかの宗教の教祖様になったんでしたっけ。「アイドル歌手→プロレスラー→教祖」すごい人生だな。


『クロッシング・ガード』

おせっかい焼きのpennywiseより以下の情報をいただきました。

「偶然、このサイトを発見し、おもしろく拝見しました。私の見落としかもしれませんが、石橋稜が、ジャック・ニコルソンと共演している映画を衛星放送で、見たことがあります。『クロッシング・ガード』(スペルは忘れました)という題です。ジャック・ニコルソンが経営する宝石店の店員で、もろオカマの役です。始まって、五分以内に登場し、それ以後、頻繁に出てきます。まさか、と思いましたが、最後のキャストの所で、はっきりとryo ishibashiと出ています。

ありがとうございました。この映画、俳優のショーン・ペンが監督で、ニコルソンの妻役は実際の恋人だったアンジェリカ・ヒューストン、その他デヴィッド・モース、ロビン・ライトなど実力派俳優が出演するドラマです。石橋さんはVシネマのイメージが強いですががんばってたのですね。

『メカニック』
新参者様より情報。’72のチャールス・ブロンソン主演『メカニック』に出てくる日本人空手師範も湯元さんだったような気がするのですが(反抗的なアメリカ人の弟子を半殺しにする。因みにTV放映時には吉田師範になってました)…。「湯熨斗(と書くのかな)」といい、どうも風呂周りが多いようですね。確か「湯元」は、あの『キラーエリート』でマコと闘う忍者の役の人です。

ということでした。ありがとうございました。湯元はタク・クボタですね。

メカニック
『知らなすぎた男』THE MAN WHO KNEW TOO LITTLE

東森時音様よりの情報です。

ビル・マーレーの『知らなすぎた男』(1998)に日本人の中年夫婦が出てきます。
お揃いのバーバリーのコートに帽子と、あんたらくまのパディントンかいっ!ていう感じの姿です。
ホテルのエレベーターの中で、ネイルアーティストのバアさんを冷酷な拷問魔だと勘違いしたビル・マーレーが拳銃で脅しているのを横から見ているというシーンです。
「これ、芝居なんだ」というビル・マーレーの言葉に、「なんだ、芝居だってさ」
「面白いね」と日本語で会話してくれます。その後には、彼らが自らが芝居ごっこをするなど、なかなかやってくれます。結構好感度ありだと思います。
ありがとうございました。この映画も見ているのですがこのシーン、全く忘れていました。

『ラウンダーズ』ROUNDERS 1998
松浦亜弥@本人様より

 たしか『ラウンダーズ』だと思ったのですが、バーみたいな所で、マット・デイモンが友人と「うどん」を食ってました。もちろん箸を使って。七味たっぷりかけてましたよ。なんだかブレードランナー思い出したなあ。「うどん」ってアメリカでそんなにポピュラーなのでしょうか?

江戸っ子の僕はそばの方が好きですが。そういう問題じゃないか。カジノの中の食堂で箸使って食べてましたね。主演のひとりエドワード・ノ−トンが日本通なのでその辺が関係してるかも。ジョン・マルコヴィッチがいい味出してました。

ラウンダーズ
『The Private Public』

アメリカより様からの情報ですが詳細をぜひ教えてください!

2003年10月21日にアメリカで発売されたDVD ”The Private Public”に日本人発見。。。

http://www.theprivatepublic.com

『マイ・ビッグ・ファット・ウエディング』
a様より

『マイ・ビッグ・ファット・ウエディング』で着物が何チャラと言ってました。
ありがとうございました。

『マッチスティック・メン』MATCHSTICK MEN 2003

同じくa様より情報。
『マッチスティック・メン』で1,2,3とかいってました。おまじないらしいです。
で、女の子がゴム草履はいていました。
ありがとうございました。監督はリドリー・スコットなので日本関係はお得意でしょう。
異常な潔癖症の天才詐欺師役の主人公ニコラス・ケイジが、ドアや窓を開ける際にはおまじないとして必ず各国語で123と唱える癖があるという設定。日本語の「いち・にい・さんは割と最初の方に登場する。また、終盤には仲間とシャンパンで乾杯するシーンで日本語で「カンパイ!」をしている。ゴム草履は日本の下駄のように足の親指と人差し指で鼻緒を挟むタイプ。これは実はガイジンには苦手。a様よく気づいてくれましたね!「日本」はとにかくこの映画は非常によくできているストーリーだし、ケイジの演技も最高でおススメです。

『ビッグ・ヒット』THE BIG HIT 1998

?様より情報

『ビッグ・ヒット』で日本の電気会社社長役の人(日系人)が倒産した時にオペラを聞きながらハラキリするという謎のシーンがあります。
ちょっと笑けます。
ありがとうございました。主人公に誘拐されるのがこの社長(サブ・シモノ)の娘で役名をケイコという。主人公のボスがその娘の名付け親だそうで。日本人の名前を付けるのは難しいだろうに。

『クロコダイル・ダンディー2』"CROCODILE" DUNDEE II 1988
新参者様からの投稿です。
既出かも知れませんが、『クロコダイル・ダンディー2』に日本人のサラリーマンが2人出てきますよね。 地下鉄ホームで主人公にピストルを突きつけた男を空手でKOして、その後
クリント・イーストウッドだよ」
「クリント・イーストウッドは、もっと(背が)高いよ」
とか会話します。
極悪院生様からも同様の投稿いただきました。
どうみても普通のサラリーマンぽい2人なので異様です。
これも観ていたのに忘れてました!ギャングに脅迫されて地下鉄ホームにやって来た主人公ミック。そこに何故か日本人の観光客の一団が登場。老夫婦から「写真を撮ってください」と言われ、ミックはカメラを手にするがフラッシュでギャングの目をくらましその隙に逃げる。ギャングは銃を持ってミックを追う。日本人一団は「銃を持っている、逃げろ!」と地下鉄に飛び乗るが、眼鏡をかけたサラリーマン2人は興味津々で地下鉄に乗らず、ギャングとミックの攻防を見学している。そのうちの1人がカメラでギャングを撮影し、ギャングがギョ!っと振り返った瞬間にミックがゴミ箱を頭からかぶせる。それをもう1人の日本人が飛び蹴りを加えてギャングをノックアウトする。ミックは感謝してその日本人と握手して別れる。その後日本人同士が片言の日本語で「見たか?イーストウッドだ」とかの会話をする。要するに「日本人は全員格闘技の達人」と思われているのでしょうか?それとイーストウッドの見分けがつかないアホ?いずれにせよ何の必然性も無いし、第一人質をとっている残虐非道な麻薬ギャングが地下鉄の駅で取引すること自体有り得ないし、ゴミ箱かぶせられて日本人に蹴られてKO?真面目に映画を撮ってくれと言いたくなるシーンでした。新参者様、極悪院生様ありがとうございました。
『ジョニー・イングリッシュ』
a様の投稿です。
『ジョニーイングリッシュ』で寿司屋で日本語を言う場面がありました。
ありがとうございました。

ローワン・アトキンソンがMI-7の諜報員ジョニー・イングリッシュに扮する007のパロディ映画。犯罪にからんだ謎の美女がロンドンの回転寿司店にいるのを見つけたジョニー、隣に座って情報を得ようと一緒にスシを食うシーン。サケ(後ろに大関の一升瓶が見える)で彼女と「カンパイ」をした後、ジョニーは「君の娘さんたちに小さいチンチンがついてますように」と片言の日本語を披露。その後、「スシネタで一番グロテスク」というウニを取ってしまったジョニー、「よく食べる」と見栄を張って食うが悪戦苦闘(しかしこれはどう見てもウニではなくイカの塩辛)、挙句に回転寿司のコンベアーにネクタイを挟まれてしまい…という爆笑のシーンでした。ローワン・アトキンソン日本のCMに出演。
『トゥームレイダー2』LARA CROFT TOMB RAIDER: THE CRADLE OF LIFE 2003
同じくa様の投稿です。
「剣道」が出てきました。
ハリウッド映画の3作に1回は日本文化が出てきます。このHPも何を基準にするかを考えないと最近ハリウッド映画では日本文化だらけだからきりがないですよね。
そうなんですけどねえ。とりあえず面白いのでねえ何でも。ありがとうございました。アンジェリーナ・ジョリーは日本のCMにも出演。

『地獄の黙示録 特別編』
ゆった様の投稿です。
『地獄の黙示録 特別編』をみました。鴨長明の「行く川の流れは〜」を軽く引用してましたよ、未亡人に別れを告げるやりとりで。
あと、ベトコン(ですか?)に銃撃したあと「サヨナッラ〜」っていてました。
最後の、砦みたいなとこの住人がフンドシ姿にみえ、赤いのぼりで「影武者か?」と思ったのはここのHPを隅々まで読んだからです。
うれしいですねえ。黒澤信者のコッポラ監督だからでしょうか?『地獄の黙示録』見直すとやっぱり傑作だと僕は思います。ありがとうございました。
『ドラゴン怒りの鉄拳』FIST OF FURY 1971
ジミー様の投稿です。
あの有名な『ドラゴン怒りの鉄拳』がな〜い!。悪い日本人は、鈴木(宗男かは不明)さん、田中(真紀子かは不明)さんなどのベタな名前で呼ばれていた。
李白龍様からも投稿いただきました。
蹴り殺される悪い日本人を演じたのは「大魔神」の中身の人で、そのスタントをしたのは。ジャッキー・チェンでした。
ありがとうございました。中身は橋本力さんですね。でも「このサイトについて」で申し上げていますが、このサイトではアジア映画のジャンルは「別」と考えていますので。どうかあしからず。でもブルース・リーは別格ですね!

『ボンベイ TO ナゴヤ』BOMBAY TO NAGOYA 1997
いけだしんや様の投稿です。
名古屋が舞台のインド映画です。
パノラマカーの1両目のところで踊ったり(地元の人しかわからないだろうが) 栄の交差点の真ん中で踊ります。(死ぬっつーの。) また日本人ヤクザが出てきますが、なぜか(というよりやはり)ヒンディー語。 と名古屋好きにはたまらないという映画。(それだけの映画だけど) でもなんで名古屋なんだろう。
http://www.cinematopics.com/cinema/new1999/bombay_to_nagoya/
ありがとうございました。インド映画は珍しいかも!
ボンベイtoナゴヤ
『恋のマノン』MANON 70 1967
stream様の投稿です。
カトリーヌ・ドヌーブ主演の『恋のマノン』もオープニングから日本のシーンでしたね。昔の羽田で実際に撮影しているみたいです。もしかして既出だったらスミマセン。
ありがとうございました。僕未見です!
恋のマノン
『チャーリーとチョコレート工場』CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY 2005
WONKAチョコの“ゴールデン・チケット”を手に入れようと世界中の子供たちが買いまくるというシーンで日本も登場する。ちゃんとパッケージが「ウォンカ」と日本語仕様になっている。アニメキャラがあるウォンカ専門店?には「東京」の文字、アキバ風のネオンの街が見える。招待されたアメリカの高慢ちきな女の子ヴァイオレットは空手の達人でたくさんのトロフィーを貰っている。

 Charlie and the Chocolate Factory trailer

『マダガスカル』Madagascar
600万石の男さんより以下投稿。

マダガスカル、ある意味寿司が重要な役割を。和包丁にも注目。

ドリームワークスのCGアニメーション。大都会の動物園の人気者だったから動物たちが憧れの大自然を求めて脱走するがマダガスカル島に漂着。ライオンのアレックスは、それまで動物園でステーキ肉しか食べてなかったが、シマウマ、キリン、カバの親友たちを食べるわけにもいかず、空腹で死にそうになる。そこを救ったのはペンギンたち。ラスト近く、アレックスはペンギンが作ってくれた寿司を食べて「そうか肉食でなくてもいいんだ」みたいなことに気づく。というシーン。確かに「寿司が重要な」コンテンツでした。でも魚料理なんていろいろあるのにわざわざ「寿司」を選ぶ必要なないだろうに。600万石の男さんありがとうございました!

 Madagascar Trailer
『シン・シティ』SIN CITY 2005

フランク・ミラー&ロバート・ロドリゲス監督(スペシャルゲスト監督としてクエンティン・タランティーノも)による人気コミック(フランク・ミラー原作)の映画化。凶暴な娼婦たちが仕切る街でデヴォン青木扮する殺人兵器ミホというキャラが、ベニチオ・デル・トロ扮するジャッキー・ボーイらチンピラ(実は正体は…)を抹殺するシーン。ミホは卍型の手裏剣でまずジャッキー・ボーイの左手を切断。ミホは表情を変えずまた一言もしゃべらず一味を日本刀で次々とぶった斬っていく。残酷なシーンだが僕は大笑いしてしまった。この後ジャッキー・ボーイの死体をドワイト(クライヴ・オーウェン)が車で捨てに行くシーンをタランティーノが監督している(キルビルのところでも書いたが1ドルのギャラで)が、このシーンも爆笑ものだった。
ミホはジャッキーの首の争奪戦、ゲイル(娼婦のボス)救出作戦でも手裏剣や弓で殺しまくる。

 Miho - Sin City
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